20代にオススメの転職エージェントは?大手3社を著者実体験からランキング!

転職エージェントの口コミランキング

  • 20代にオススメの転職エージェントはどれ?
  • 転職エージェントってどう選べばいいの?

こんな疑問に答える。

この記事の結論
  • ハイスキル人材はリクルートエージェント
  • キャリアアドバイスを受けたいならdodaエージェント
  • 若手、スキルが高くない人はマイナビエージェント

大手3エージェントを著者実体験で比較。スキル別のオススメ

会社の待遇に不満がある、休みが全然取れなくて労働条件がきつい、人間関係がうまくいかない。
こういった理由から転職を検討する20代は少なくない。

ただ、実際に転職の文字が頭をよぎって調べてみた時に、転職エージェントが多すぎて、どの転職エージェントに登録すればいいの?と悩む人は多いはずです。

結論でも書いていますが、著者が大手3社の転職エージェントを利用した結果、20代にオススメする転職エージェントをランキング付けしました。

  • ハイスキル人材ならレア求人が多いリクルートエージェント
  • キャリアカウンセリングを受けたいならdodaエージェント
  • 若手、スキルが高くない人はマイナビエージェント

▼著者のおすすめとは別に、転職経験者の口コミによる転職エージェント人気ランキングはこちらで紹介。

転職エージェント口コミランキング

ハイスキル人材ならレア求人が多いリクルートエージェント

あなたが周りの同僚よりも優秀であればオススメはリクルートエージェントです。

まずリクルートエージェントの特徴は

  • 他の二つのエージェントよりも取り扱っている求人数が多い
  • ハイスキル人材、即戦力人材に特化したエージェント

の2つ。

dodaエージェントもマイナビエージェントも求人数の多さではリクルートエージェントが一番と認めていました。

キャリアアドバイザーのレベルは僕の担当になった方は普通。
100点満点で表現するなら65点くらいの満足度でした。

リクルートエージェントは面談申込者の年収によって担当を振り分けています。

年収300~450万円の人にはグループA、
年収450~600万円の人にはグループB
のキャリアカウンセラーが担当になるというわけです。

リクルートエージェントに限りませんが、転職エージェントを利用する人の多くは転職すると決めている人ではなく、そろそろ転職を考えてみようかなという検討段階の人。

それでも、キャリアカウンセリングを受けた後は多くの人が転職活動に前向きになるそうで、
「それだけいい求人を揃えている」
と自信たっぷりに説明されました。笑

確かに、実際僕が紹介された求人情報はメガベンチャーの新規事業責任者ポジションだったり、有名戦略コンサルティング会社のコンサルタントだったり、
こんなポジションの人材を探してるんだ!
と驚くものもありました。

今の会社に満足していなかったら話を聞いていたと思います。

転職意向がまだ低くても、世の中にどんな求人がでているのかを聞くだけでも価値がありますよ。

▼著者のリクルートエージェント面談体験談はこちら

リクルートエージェント電話面談の感想 (2020年8月) 質問内容・他エージェントとの違いは!?

2020年9月22日

【公式サイト】 https://www.r-agent.com

キャリアカウンセリングの満足度が高かったdodaエージェント

今後どんなキャリアを築くべきかラフに相談したいと思っているならオススメはキャリアアドバイザーのレベルが最も高かったdodaエージェントです。

突然ですが、あなたは今後の自分のキャリアをどう築いていくかイメージできていますか?

  • どうすれば自分の年収が上がるのか
  • どんな経験をすれば転職市場から評価されるのか

人生100年時代の現代は転職を前提として自分のキャリアを築く必要があり、上の質問は

  • 年収が低くて好きなものが買えない
  • 仕事と給与が見合っていない

こんな不満を抱えないようにするために、サラリーマンの僕たちが前もって考えておかなければならない重要な問いです。

dodaエージェントはキャリアアドバイザーが転職者の今後の長いサラリーマン人生でどのようなキャリアを歩んでいくべきかを泥臭く一緒に考えていくことを大事にしている転職エージェントです。

先ほどの質問で自分が明確な答えを持っていないなら、 dodaエージェントのキャリアアドバイザーと今後のキャリアについて話し合ってみてもいいかもしれません。

dodaエージェントは業界ごとにキャリアアドバイザーがグループ分けされています。
近しい業界で転職を考えているなら、最も詳しく業界の転職市場の動向を知っているので相談相手としてぴったりでしょう。

とにかく求人情報が見たいという人ならリクルートエージェントの方がオススメですが、まずは転職やキャリアについて軽くプロの話を聞いてみたいと思っているならdodaエージェントが最もオススメです。

▼著者のdodaエージェント面談体験談はこちら

【dodaエージェント面談感想】満足度は85点!特徴は受容と共感の文化

2020年9月8日

【公式サイト】https://doda.jp/consultant/

20代前半〜中盤・実績がまだない人は20代転職に強いマイナビエージェントがオススメ

社会人経験が5年未満の20代中盤までの転職者は第二新卒と呼ばれ、大きな実績がなくてもポテンシャル採用されます。
採用する企業側も即戦力人材が欲しいと言っても、20代の採用はポテンシャル採用だと割り切っています。
そんなポテンシャル採用枠としての求人を多く扱っているのが20代の転職に強いマイナビエージェントです。

逆にビジネス実績が既にある方や、スキルが高い人にはマイナビエージェントは少し物足りない転職エージェントかもしれません。

実際マイナビエージェントのキャリアアドバイザー自身

「私たちは第二新卒、20代半ば〜後半の若手の転職に強みを持っていて、30代のハイクラスそうはリクルートエージェントさんを使うことが多い」

と話していました。

あなたが今の職場で

  • トップセールスだった
  • 売上に大きく貢献した
  • 他のメンバーより目標を大幅に超えて達成した

など目立った実績がまだない20代であれば、マイナビエージェントがぴったりかもしれません。

キャリアアドバイザーも年齢が若い人が多く、20代転職者と同じ目線で転職の相談に乗ってくれますし、紹介される求人もプロフェッショナルとして専門スキルを必要とするようなものではなく、20代で成長意欲が強く、決められたことをやり切れる人を必要とする求人でした。

具体的には今注目を集めている某メガスタートアップのカスタマーサクセスの求人だったり、業界で有名なメガベンチャー企業の営業・カスタマーサクセスの求人でした。

マイナビエージェントの特徴としては、多くの求人情報を渡すのではなく、面談してその人に合った求人を紹介するようにしているそうで、応募からの選考通過率が高いとのこと。

業績改善のような大きなミッションではなく、20代若手の身の丈に合った仕事できっちりキャリアアップしていきたいという人はマイナビエージェントがオススメです。

▼著者のマイナビエージェント面談体験談はこちら

【マイナビエージェントの面談体験談】20代中~後半・若手求人多めが特徴

2020年9月28日

【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/

【20代51人に調査】年収が上がった転職エージェントは?

転職を考え始めるきっかけは様々ですが、その中で年収を上げたいから転職を考えた人の割合は少なくないはずです。
年収を上げることが目的でない人でも、給料が上がって嫌な人はいませんよね。

リクルートエージェント、dodaエージェント、マイナビエージェントの大手3つの転職エージェントを利用した51人の20代の人に転職前後で年収がどう変わったかをアンケート調査しました。

まず、アンケート回答者の転職前のエージェント別平均年収はこんな感じです。

転職エージェントアンケート回答者の平均年収
リクルートエージェント345万円
dodaエージェント307万円
マイナビエージェント363万円

マイナビエージェントが最も平均年収が高く、dodaエージェントが最も平均年収が低い人たちが回答してくれています。

そして、転職してからの年収の増減についてはこのような結果になりました。

年収が上がった比率が最もあったのはマイナビエージェント。
リクルートエージェントと dodaエージェントは年収が上がった、変わらない、下がったの比率がほぼ同じ比率になりました。 

また、年収が上がった人の上がり幅はどうかと言うと、

転職エージェント平均年収アップ額
リクルートエージェント71.9万円
dodaエージェント45.4万円
マイナビエージェント32.2万円

このアンケート調査の結果だけを見れば、マイナビエージェントが最も年収を上げる実績を出した転職エージェントで、年収の上がり幅で言えばリクルートエージェントがNo1と言えそうです。

転職エージェント選びに時間かけるより、複数のエージェントを利用しろ

ここまで各転職エージェントの特徴、著者の実体験から考えるオススメ軸を解説してきました。
そんな話を全てひっくり返してしまいますが、正直、転職エージェント選びに時間をかけているのは意味がないと思っています。

転職エージェントはエージェントの強みよりも、担当キャリアアドバイザーの良し悪しによる影響が最も大きいです。

自分の営業数字を追うことを優先して、転職者のキャリアにプラスになる求人ではなく、誰でも転職出来る求人ばかり紹介してきたり、転職やキャリアについての知識がなさすぎて的外れなアドバイスをされるケースもあります。

これらの問題はキャリアアドバイザー個人に依存するのでどうしようもないと割り切った方が気が楽になります。

なので、転職を検討している人にオススメなのは複数の転職エージェントを同時に登録し一気に面談を受けて、担当キャリアアドバイザーのレベルを比較することです。 

転職エージェントの比較に時間をかけるよりもよっぽど効率的で無駄な時間を省けます。 

▼さっさと登録済まそと思った方はこちらのリンクからどうぞ

リクルートエージェントの登録ページ

dodaエージェントの登録ページ

マイナビエージェントの登録ページ

キャリアアドバイザーが信頼できる人物か見極めるための質問をしよう

どうやってキャリアアドバイザーのレベルを見極めればいいのかの参考に、著者が面談ので実際質問して「これいいかも」と思った質問項目を紹介します。 

  1. 転職しないという選択も含め、人生を通して自分の市場価値を上げるキャリアを作っていく場合、どのキャリア選択が最も良いと考えますか?
  2. 紹介いただいた求人で、あなただったらどの求人が最もキャリアアップにつながると考えますか?

①の質問で明確な理由もなく、すぐに転職した方がいいと提案してくる人は少し警戒した方が良いかもしれません。

長いキャリア人生では最善の選択が転職でない場合もあるはず。

そのことを踏まえて現職で成果を出す努力をすべきか、転職をすべきかを提案してくれる人なら信用できます。

②初めの面談の時に求人を紹介されたら、自分が気になる求人を伝える前に「どっちの会社の方が長いキャリア人生でキャリアアップにつながると思いますか?」と聞いてみましょう。

この質問に対し、明確な理由を持って「Aの求人の方が良いと思いますよ。なぜなら〜〜〜」と答えてくれるキャリアアドバイザーなら信頼できます。

キャリアアドバイザー自身の成績のために、誰でも転職しやすい会社を勧めてきたら警戒しましょう。

転職エージェントのキャリアカウンセリングは転職本格検討前から利用したほうがいい

今回3つの転職エージェントに同時に登録しキャリアカウンセリングを受けたんですが、転職を本格検討する前から転職エージェントを利用した方がいいとと感じました。

理由は2つです。

  • 理由1:転職市場での自分の価値、ライバルがわかる
  • 理由2:今後どんな成果を出せば転職市場での価値が上がるかわかる

転職市場での自分の価値、ライバルがわかる

普段僕たちは職場の人としか自分のスキルを比較することはできません。

でも転職するときは、自分のライバルは必ずしも同年代の人とは限らないし、同業界の人間とも限りません。

自分が興味を持つ求人に応募する人はどういう実績を持った人なのか。

その人たちと比較して自分は評価されるキャリアを歩めているのか。

他の人と比べて自分のビジネススキルが劣っていた場合、劣っている能力を補う経験をしておかないといつまで経っても自分が望むポジションにつくことはできません。

毎月何十人ものビジネスマンに会い、カウンセリングをしているキャリアカウンセラーから自分の実績についてフィードバックをもらえるのはかなりありがたいことだと感じました。

今後どんな成果を出せば転職市場での価値が上がるかわかる

一回の転職だけでなく、その後の長いキャリアにおいて、今どんな経験をしておくことが未来の自分の市場価値を上げるかを知るには企業がどんな人材を求めているのかを知る必要があります。

例えば、僕が紹介されたメガベンチャーの新規事業開発の求人では、新規事業の経験年数よりも、どんな想いで事業に取り組んでいたのか、自分が主体性を持って推進していたことは何かを重要視していました。

「自分の想いを持って意思決定する人材が求められていそうだ」ということがわかれば、日頃の仕事でも上司から言われた通りに仕事をするだけでなく、自分はこうすべきだと考えるという意見を持って仕事をすることが自分の年収を上げることにつながると想像できますよね。

市場価値(=年収)を上げたければ、上司ではなく市場を見て仕事をしましょう。

転職エージェント口コミランキング

まとめ

最後まで見ていただきありがとうございます。

僕自身が3つの転職エージェントを使ったオススメランキングは

ですが、あくまでこれは僕のキャリア背景と担当キャリアアドバイザーの組み合わせの結果です。

自分に合った転職エージェントを探すには、面倒かもしれないけど気になったものを登録し面談を受けて、

  • 担当キャリアアドバイザーを信用できるか
  • いい求人が持っているか

で判断するのがいいと思います。 

この記事があなたの転職エージェント選びの参考になれば幸いです。