コロナショックで観光業界から転職したい若手はデジタル業界を選択肢に入れておけ!

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「観光人材流出の危機 客激減で転職検討も」2020/05/01

コロナ、中小の厳しさ浮き彫り、給与カットの可能性は?-旅行会社に独自アンケート

こんなニュースが流れている中、

  • コロナの影響をモロに受けた観光業界にいる。今のうちに転職活動しとくべき?
  • コロナ下でどんな業界にいくべきか?

という疑問に答える。

この記事で解説すること
  • 著者が考える転職の際に選択肢に入れておくべき業界
  • アフターコロナのことも見据えたキャリア戦略

観光業界のコロナショックは最大12ヶ月続く!?マッキンゼー予測

マッキンぜーが2020年2月に発表したレポートでは、旅行・宿泊業における新型コロナウイルスの影響はQ4=12ヶ月の影響があるとしている。

2020年2月末の発表時点のものなので、2021年3月までは国内はともかく海外旅行業への影響は出続けると考えておいた方が良いかもしれない。

観光業界で給与カットは起こるのか?

冒頭で紹介した記事によると、2020年4月冒頭時点で社員の給与カットを考えている旅行会社は24.3%。わからないと回答したのが21.3%だった。
コロナ、中小の厳しさ浮き彫り、給与カットの可能性は?-旅行会社に独自アンケート2020年4月8日 Travel Vision

また、2020年4月には、約6000人の従業員には給料全額を支払うと発表したHISも、2020年5月末では夏のボーナスの見送りと6月分の給与カットが発表されている。

HIS、本社や全国263店舗休業 ほぼ全社員6000人に休暇、給与は全額支給 2020年4月8日

HISがコロナ禍で夏のボーナス見送りへ。給与減も、旅行キャンセル相次ぎ業績悪化 2020年5月27日

この状況が2021年3月まで続く可能性があることを考えれば、今転職を検討しいていることは個人のキャリア戦略においては悪い判断ではないと思う。

アフターコロナはどの業界でもデジタルスキルが必要になる

さて、転職をするにも同じ旅行業へはいけない。では、どこへ転職すべきか?

僕は、この機会にこの記事を読んでいる読者には
脱アナログ化・デジタルシフトに向けたキャリアチェンジをしてみてはどうだろうか?
と提案したい。

今回のコロナショックはビジネスに

  • リモートワーク
  • デジタル化の加速

という影響を与えた。

この記事を書いてる2020年6月時点では、これまでビジネスのデジタル化の緊急性を上げてこなかったような業界ですら、DX(デジタルトランスフォーメーション)と言って、ビジネスのデジタル化に力を入れるようになっている。

本業で企業のデジタルマーケティングの支援をしているので肌で感じるが、コロナ以前の訪問営業、対面接客がしづらくなる中で、インターネット・デジタルデバイスを使って商品/サービスを販売する仕組みを作れない企業はどんどん競争力を失っている。。

これは個人レベルでも同じことが言えて、アナログでしかビジネスを推進できない人は今後会社内での立場がどんどん弱まっていくはずだ。
2020年3月の緊急事態宣言を受けてほぼ全ての企業で強制的にリモートワークに切り替わったが、一部の業種をのぞいてビジネスを回せることに気づいてしまったからだ。
(※この問いにまだ答えは出ていない。経営者によって考え方はそれぞれだ)

旅行業界は比較的アナログ色が強い業界だと感じている。
今後はデジテルスキルが優遇される時代が来るとすれば、この機会に思い切ってデジタル領域にキャリアチェンジしてもよいのではないかというのが著者の意見だ。
(絶対に添乗員がやりたい、アナログ形式の旅行ビジネスがやりたいという人はもちろんその意志を尊重したほうがいい)

コロナショックの影響が小さい業界とは?

では、コロナショックの影響が小さい業界はどこなのか?

面白いサイトがあったので紹介する。
株式会社 xenodata lab.というスタートアップが運営しているXENO BRAINというサイトで、新型コロナウイルスの影響を予測したレポートを発表している。

こちらのレポートによると、

製薬・臨床試験、スーパー・コンビニ、医療用器具・医療関連サービス、ゲーム・コンテンツ制作、ドラッグストア・薬局、Eコマース、システムインテグレーター、製紙・パルプ、ソフトウェア開発、ネットメディア

などが新型コロナウイルスによってプラスの影響を受けることが予想される業界とされている。

この中には、コロナによる特需で業績が上がることが予想される業界もあるが、IT系・ネット系などのデジタル関連の業界はしばらく業界が成長し続けることは予想できる。

+α情報:営業の新スタイル「インサイドセールス」という選択肢もある

職種についても今のデジタル系ビジネスでは数年前には無かった職種が誕生しているので、転職活動をしながら勉強を始めても良いかもしれない。

例えば、BtoBビジネスの場合、セールスフォース・ドットコム、マルケトでキャリアを歩まれた福田康隆氏の著書「THE MODEL」に書かれているように、「営業」という業務も今は

  • インサイドセールス
  • フィールドセールス

という二つの役割に分かれており、インサイドセールスはオンラインで営業活動をするようになっている。

すでに進んでいる企業では、オンラインで仕事をするので会社にいる必要がないと、緊急事態宣言を皮切りに完全在宅勤務に切り替えた会社もある。

自分は営業経験しかないから、、、という人でもインサイドセールスという新しい職種に選択肢を広げても良い。

転職を視野に入れているならエージェントの登録と情報収集を始めた方がいい

この記事を読んでいるあなたが観光業界にいて、残り半年は続く可能性があるコロナショックの影響を見据え転職を検討しているなら、、という切り口で著者なりの今後のキャリア戦略について解説した。

最後に、それらの選択を踏まえ、どの転職エージェントを使えば良いのかを推薦する。

以下いくつかの切り口でエージェントを紹介するが、特に制限を決めていないのであれば複数のエージェントに登録することを進める。

就活エージェントを利用したことある人ならわかると思うが、エージェントの良し悪しはエージェント自体以上に、担当のキャリアコンサルタントのレベルによって決まるからだ。

微妙なキャリアコンサルタントが担当になると満足いくサポートをしてもらえない、意味不明な求人を見せられることになるので、初めから一つに絞らず利用することをおすすめする。

※ちなみに著者は全てのサービスを使ってキャリアコンサルタントと面談し、優秀な担当者のところだけ使い、その方へは自分のキャリアについて相談するパートナーになってもらっている。

転職活動が初めて、自分でキャリア選択できる方(全年齢)

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まとめ

  • 観光業界はマッキンゼーレポートによると2021年3月頃までコロナの影響ある可能性あり
  • アフターコロナはデジタルスキルがより重要に