このページを見てくださったあなたは世界一周のルート決めってどうすればいいの!?とお悩みではないですか?
世界一周のルート決めにルールなんてありませんが、僕が世界一周した時の経験を踏まえて、自分がもう一度世界一周するならこうやって考えるという3つのポイントを紹介します。
まずは行きたい場所を決めよう
ルート決めで一番最初に行うこととして、まず自分が世界一周中に必ず訪れたいと思う場所を決めましょう。
今回は例として「全面鏡張りのウユニ塩湖で白銀の世界を見る」を旅のテーマに考えます。
次に、その場所にベストな時期があればそこへたどり着くまでの時間を逆算します。
例えば、雨期に雨が降り、一面鏡のようになったウユニ塩湖に行きたいと思った場合、ウユニ塩湖の雨期は1~3月なので、その期間にウユニ塩湖のあるボリビアへ行く必要があります。
出発時期が4月であれば10ヶ月間の時間があるので、旅のルートは西回りとなります。
逆に、出発時期が9月~1月であれば、雨期までにあまり時間がないので東回りとなります。
このように、訪れたい場所を先に選び、いつまでにそこにいなければならないのかを逆算してルートを決めていきます。
もし僕がウユニ塩湖に必ず訪れる世界一周をするなら、こんな感じで旅のルートを決めます。
出発時期10月 旅行期間1年 →東回り
日本→アメリカ(LA)→アメリカ(マイアミ)→コロンビア→ベネゼエラ→コロンビア→エクアドル→ペルー→ボリビア→チリ→アルゼンチン→パラグアイ→ブラジル→イタリア→ヨーロッパ周遊→トルコ→イスラエル→エジプト→スーダン→エチオピア→ケニア→タンザニア→モザンビーク→南アフリカ→ナミビア→南アフリカ→インド→バングラデシュ→ミャンマー→タイ→カンボジア→ベトナム→日本
出発時期4月 旅行期間1年 →西回り
ベトナム→カンボジア→タイ→ミャンマー→バングラデシュ→インド→トルコ→ギリシャ→ヨーロッパ周遊→スペイン→モロッコ→イタリア→エジプト→スーダン→エチオピア→ケニア→タンザニア→モザンビーク→南アフリカ→ナミビア→南アフリカ→ブラジル→ウルグアイ→アルゼンチン→チリ→ボリビア→ペルー→エクアドル→コロンビア→ベネゼエラ→コロンビア→メキシコ→アメリカ→日本
ルート決めに悩んだら夏を追いかけろ!
もし、あなたの訪れたい場所が明確でなかったり、訪れたい場所にシーズンがなければ夏を追いかけるようなルート作りをおすすめします。
寒い時期の旅は必要な荷物(服など)も多くなるし、外に出るのも嫌になるしで結構しんどいです。
なるべく夏を追いかけて旅をしたほうが持ち物も少なくなるし旅がしやすいです。ざっくり4〜9月で北半球、10月〜3月で南半球を回るイメージを持っていれば旅がしやすくなると思います。
飛行機代のやすくなるルートを探せ!
飛行機代は必ずしも移動距離によって値段が決まるわけではありません。
国と国の関係性、1日あたりの便数によってほとんど距離が変わらないのに値段が大きく変わることがあります。
大陸を移動する時にどうしても飛行機をつかわなければならない時は、どの国からどの国へ移動するのが最も飛行機代が安く済むか調査しましょう。
例えば、フランスからブラジルとドイツからブラジルの料金を比較してみましょう。
距離としてはほとんど変わらないのに、
フランスからブラジルだと3万5千円なのに対し、ドイツからブラジルへ行くと5万7千円以上します。(2017/3/18時点で2017/6/1の値段を比較)
ドイツからフランスへ移動したとしても5000円程度で済むので、明らかにドイツから南米へ行くよりも、フランスから南米へ飛んだほうがお得です。
飛行機代を安くするためのテクニックはまた別記事で書こうと思います。
まとめ
世界一周のルートに決まりはありません。
あなたの好きなところへあなたの好きなように行けばいいのです。
世界一周へ出る前に旅のルートをガチガチに決める必要はありません。結局旅をしながら行きたい場所は変わってきますので。
ただ、ちょっとした工夫で快適な旅ができたり、費用を抑えられることも事実なので、日本で準備している間は大まかなルート(いつまでにどこにいるのか)と、飛行機を使う場面(どの国から飛行機に乗ったほうが安くなりそうか)だけ想像していればいいと思います。
いろんな絶景ポイントを調べて妄想を広げて、楽しい準備期間にしてください!
それでは、良い旅を!