世界一周準備 バックパックの選び方

旅中あなたの一番のお供になるバックパック。
旅に必要なアイテムの中でも安くない買い物になりますが、ひょっとしてブランドや見た目だけで選んでいませんか?
世界一周中は何キロもする荷物を背負って旅をします。
バックパックが自分の体にフィットしているかしていないかで、背負った時に体感する重さはかなり変わってきます。

今回は失敗しないバックパックの選び方を紹介します。
是非、あなたにあった最高のバックパックを見つけてください。

どのサイズを選ぶか

まず初めに考えなければならないのはどのサイズのバックパックを買うかです。
長期間の旅行だし大きいサイズの方がたくさん荷物を詰められていいと思われるかもしれませんが、実際は大きければいいというものではありません。
むしろ、バックパックを背負って歩くことが多くなるため、なるべく荷物を減らし、荷物は少しでも軽くすべきです。

 

飛行機に持ち込めるサイズは30L

 

まず、一つ目の目安として、バックパックを飛行機内に持ち込むかどうかで考えてみるのがいいでしょう。
メーカーや、航空会社の規定により一概には言えませんが、一般的に飛行機内に持ち込めるバックのサイズは30Lです。少しでも航空券代を安く済まそうと考えられている方や、1週間〜1ヶ月の旅行者は30Lのバックパックから選ぶことをお勧めします。

 

世界一周用バックパックのおすすめは40L

機内に持ち込めるサイズが30Lとはいえ、多くのバックパッカーにとって30Lは少しチャレンジングなサイズかもしれません。
ノートパソコン、カメラ、上着、数日分の下着、靴(サンダル)などを詰め込んだら30Lでは収まらなかもしれません。
そこで、世界一周旅行者にとって一番おすすめなサイズは40Lのバックパックです。
ひょっとしたらこのサイズでも小さく感じるかもしれませんが、むしろこのサイズで入りきらない荷物は過多だと考えましょう。
本等に旅に必要なものを厳選して選び、このサイズのバックパックで収まるようにパッキングしましょう。

 

寝袋、キャンプ道具を持って行く方は50L~

最後に、あなたがもしネパールでのトレッキングや、アフリカ縦断を考えていて、キャンプ用具を持ち運ぶ必要がある場合はさらに大きい50L以上のバックパックでもよいかもしれません。
ただし、何度も言いますが、極力荷物は減らし小さい荷物で済むようにしましょう。

 

 

バックパックを選ぶときのポイント

バックパックが自分の体にフィットするかどうかで背負ったときの体感重量は大きく変わります。
以下にお店で実際にバックパックを背負う時のチェックポイントを記しておきますので、参考にしてください。

 

ベルトが超重要!体感重量はベルトで決まる

バック選びで一番重要なのがベルトのフィット感です(むしろ考慮するのはこれくらいでいいかも)。
バックパックにはリュックサックと違い腰に固定するベルトがあります。
そして、実はこのベルトがバックパックの70%の重量を支えます!
なので、このベルトが自分の体にフィットしているか、頑丈な作りになっているかは超重要なのです。
こればかりは、実際に店舗に行って自分で確かめるしかありませんが、
僕が試着してみた感じ

  • グレゴリーのスタウト
  • Ospreyのアトモス

は人をおんぶした時に、腰に足を回された時のような固定感があり、フィット感が抜群でした。
店員さんもグレゴリーのスタウトは人気商品と言っていたので、どれにすべきか決められれない方はこちらを検討してみるといいと思います。

 

サイズをチェック!同じ商品でもサイズが分かれている

バックパックには同じ商品でも身長別にサイズが分かれているので、購入する際にはサイズもチェックしましょう。

 

背面の通気性

もし、あなたが夏を追いかける旅、もしくは熱帯地域を中心に回る旅を計画されている場合は、背面がメッシュで作られているものや、溝が作られていて通気性が良いものがおすすめです。

 

 

フィッティングの仕方

お店でバックパックのフィッティングをするときは以下の手順で行うことで、自分にフィットしたバックパックかどうかを判断します。
詳しく知りたいかたはdeuterのサイトをご確認ください。

 

1. ストラップを緩める

参照:deuter

参照:deuter

全てのストラップを緩めて、実際の荷物に近い重量分の荷物を詰めます。

 

2.ウエストベルトの位置を固定

参照:deuter

ベルトの中心がを腰骨のでっぱりに来るように調整し締める。
この時の締め付け感が重要です。

 

3. ショルダーストラップを締める。

参照:deuter

この時、ショルダーストラップを締めすぎないよう注意しましょう。
ベルトがずれない程度に、あくまで重量の7割が腰にかかるよう調整します。
ショルダーストラップの取付位置が肩甲骨の中間に来るのが理想的なポジションです。

 

4. スタビライザーストラップの調節

参照:deuter

参照:deuter

緩めると背中とバックパックの間に空間が生まれ、通気性が向上します。
また、ウエストベルトにかかる重量の割合が増えるので、長距離移動の際には緩めることをお勧めします。
締めると、ショルダーストラップにかかる重量が増え、バランスが取りやすくなります。
山道や、足場の悪い道を歩く時にはショルダーストラップを締めることをおすすめします。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。
バックパックは旅行中のすべての荷物が積み込まれる旅人にとってとても大切なアイテムです。
ブランドも見た目も大切ですが、何より自分の体にフィットしたバックパックを選ぶことが重要です。
そして、そのためには実際に店頭に足を運ぶことが不可欠です。
是非、自分の体型にあったもの選び、買った後に後悔することのないバックパックを選択をしてください。

それでは、良い旅を!