世界一周・海外旅行に必須のクレジットカード。
ポイント還元率、海外旅行保険、マイル、その他特典。
判断基準が多くて、しかもいろんな会社がクレジットカードを出しているからどれがいいのかわからない!
この記事を読んでいただいているあなたはこんな風に思っていませんか?
この記事では世界一周を経験して気づいた点を踏まえて、世界一周用のおすすめクレジットカードを紹介します。
世界一周の準備でクレジットカードの発行を検討されている方は参考にしてください。
これから紹介するクレジットカードをまだ持ってない方限定ですが、最大3万円分のキャッシュバックを受けられる特典を発見したので、これからクレジットカードを作る人はこちらの記事を是非読んでください。確実に得します。
目次
世界一周におすすめのクレジットカード3選
- 結論から先に伝えると、僕の実体験とそこからの反省点を踏まえ世界一周バックパッカーにおすすめするクレジットカードはこの5つです。
- 楽天カード
- リクルートカード
- エポスカード
- JCBカード
- 三井住友VISAクラシックカード
詳細は次の章で解説しますが、ざっとまとめると理由は以下の3つです。
- ポイント還元率が高い
- 楽天カード(1%)、リクルートカード(1.2%)
- 海外旅行保険の適応期間を伸ばせる
- リクルートカード、三井住友VISAカード、JCBカード
- 海外旅行保険の補償内容が良い
- 楽天カード、エポスカード、リクルートカード、JCBカード
ほかのクレジットカードと比べると、おすすめな理由がわかると思います。
クレジットカードを比較する上での3つの判断基準
世界一周中にいろんな旅人の話を聞いていましたが、多くの人がクレジットカード選びで重要視していたのが以下2点です。
- ポイント還元率
- 海外旅行保険
この2点を重要視するなら楽天カード・三井住友VISAカード・エポスカードの3枚はとても良い組み合わせと言えます。
楽天系クレジットカードはポイント還元率が最も高い
世界一周に限った話ではないですが、ポイント還元率はクレジットカードを選ぶ際の大きなポイントですよね。
楽天カードのいいところは何と言ってもポイント還元率の良さです。
普通のクレジットカードは1000円で1〜5円(還元率0.1~0.5%)なのに対し、楽天カードは100円で1ポイント(還元率1%)でポイントがたまります。
溜まったポイントは楽天市場や楽天トラベルなど幅広いサービスで利用できるのも嬉しいですね。
他のクレジットカードの場合、溜まったポイントはクオカードや図書券と交換する必要があり何かと不便です。
また、他のクレジットカードは1000円で1ポイントつくのに対し、楽天カードは100円で1ポイントつくところも利用者としては嬉しい点です。
例えば、1万9800円のお会計を楽天カードとその他のクレジットカードで支払った場合で考えて見ましょう。
1000円で1ポイントのクレジットカードは19ポイント(19〜95円)のポイントがつきますが、楽天カードなら198ポイント(198円)のポイントがつきます。
世界一周中に50万円分をクレジットカードで支払った場合、溜まるポイントが5000円分か500円分かって大きくないですか?
代表的なクレジットカード会社のポイント還元率をまとめるとこんな感じです。
カード名 | ポイント還元率 |
楽天カード | 1% |
リクルートカード | 1.20% |
エポスカード | 0.1~0.5% |
JCBカード | 0.35% |
三井住友VISAクラシックカード | 0.3~0.5% |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | 0.4~0.5% |
ライフカード | 0.50% |
ANAカード | 0.50% |
JALカードnavi | 0.50% |
海外旅行以外でも僕は普段は楽天カードを使うようにしています。
僕が世界一周した時は楽天カードがもっともポイント還元率が高いクレジットカードでしたが、2019年時点ではリクルートカードが還元率1.2%で楽天カードよりお得なクレジットカードになっていました。
今後はこっちのカードを使おうかな。
- 年間費無料
- ポイント還元率が他のカードよりも高い(還元率1%)
- 他のクレジットカードは還元率0.1〜0.5%
- 海外旅行保険の保証内容がかなり手厚い
- 海外旅行保険は利用付帯なので注意
年間費 | 無料 | |
ポイント率 | 1% | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 200万円 | |
賠償責任 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 20万円 | |
救援者費用 | 200万円 |
- 年間費無料
- ポイント還元率が他のカードよりも高い(還元率1.2%)
- 海外旅行保険の保証内容がかなり手厚い
- 海外旅行保険が利用条件付帯なので3ヶ月以上の保険延長の裏技が使える(後述)
年間費 | 無料 | |
ポイント率 | 1.20% | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 2000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | |
疾病治療費用 | 100万円 | |
賠償責任 | 2000万円 | |
携行品損害 | 20万円 | |
救援者費用 | 100万円 |
旅行期間が半年以内なら海外旅行保険をクレジットカードで代用することも可能(10万円弱の節約)
クレジットカードには海外保険機能が付いていて、一定内容の海外保険はクレジットカードでカバーすることができます。
ただし、ほとんどのクレジットカードは保険の適用期間が日本出発後90日間となっといて、3ヶ月以上の長期旅行はクレジットカードの海外旅行保険では対応できません。
しかし、リクルートカード、三井住友VISAカード、JCBカードは少し特殊で、保険適応期間が日本を出てから90日間ではなく、海外でクレジットカードを使ってから90日間となっています。
つまり、他のクレジットカードと併用することで海外旅行保険の適応期間を伸ばすことが可能になります。
仮に6ヶ月分の海外旅行保険をかける場合、10万円弱の費用がかかります。つまり、三井住友VISAカードを使って半年分の海外旅行保険をクレジットカードのみでカバーすれば約10万円の節約に相当します。
リクルートカード、三井住友住友カード 、JCBカードの3枚を持っていれば最高で1年間の海外旅行保険をクレジットカードで代用することもできます。
海外旅行保険はかなり大きな出費になるので、旅行費を安く抑えたい方は3つのクレジットを持っておいた方がいいでしょう。
- 学生期間は年間費無料
※卒業すると年間費3000円かかる。(一定条件で年間費無料) - 海外旅行保険が利用条件付帯なので3ヶ月以上の保険延長の裏技が使える(後述)
年間費 | 在学中無料 1,250円 | |
ポイント率 | 0.3%~0.5% | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | |
疾病治療費用 | 100万円 | |
賠償責任 | 2,500万円 | |
携行品損害 | 20万円 | |
救援者費用 | 150万円 |
- 海外旅行保険が利用条件付帯なので3ヶ月以上の保険延長の裏技が使える(後述)
- 海外旅行保険の補償内容が充実
年間費 | 1250円 無料条件あり | |
ポイント率 | 0.35% | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 3000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | |
疾病治療費用 | 100万円 | |
賠償責任 | 2000万円 | |
携行品損害 | 20万円 | |
救援者費用 | 100万円 |
エポスカードは海外旅行保険が充実
エポスカードはポイント還元率を見るとそこまでお得なクレジットカードではないのですが、海外旅行保険の補償内容が手厚いのがポイントです。
無料のクレジットカードでは最も海外旅行保険の補償内容がいいです。
年間費無料なので一切コストはないですし、自動付帯の海外旅行保険なのでクレジットカードを持っているだけで日本出国から90日間は保険対象となります。
また、クレジットカードの海外旅行保険は傷害死亡・後遺障害の項目以外は保険金を合算できるので、複数クレジットカードを持っていればかなり充実した補償内容になります。
楽天カード | エポスカード | → | 合計 | |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 500万円 | 2,000万円 | |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 400万円 | |
疾病治療費用 | 200万円 | 270万円 | 470万円 | |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,000万円 | 4000万円 | |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 40万円 | |
救援者費用 | 200万円 | 100万円 | 300万円 |
東京海上日動でこの内容と同レベルの海外旅行保険をつけようと思ったら半年で10万円弱します。
- 年間費無料
- 海外旅行保険内容が充実
- 自動付帯で、持ってるだけで海外旅行保険が適応される
- ポイント還元率は低いので普段は利用しない
年間費 | 無料 | |
ポイント率 | 0.1~0.5% | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 500万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 270万円 | |
賠償責任 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 20万円 | |
救援者費用 | 100万円 |
ちなみに、ジェイアイ傷害火災保険が発表しているデータを見ると、65歳未満の方が300万円以上の治療費が必要になる確率は
3万8500人に1人
(日本で交通事故で死亡する確率が3万人に1人)
となっています。
つまり、日本で交通事故にあって死亡する確率より低いわけです。
(詳しくは「海外旅行に保険は必要ない!? 30カ国以上旅した筆者が考える海外旅行保険の必要性」で解説しています。)
なので、治療費の補償額が300万円あれば十分だと(個人的に)思います。
クレジットカードは2枚以上持っていく
世界一周中はスリ、置き引き、強盗などいろんなリスクがあります。
クレジットカードの入った荷物を紛失したという場合、クレジットカード一枚しか持っていないとどうする事も出きません。
万が一の旅を続けられるよう、クレジットカードは最低2枚は持っておき、保管場所もバックパックとセキュリティポーチに入れるなど保管場所を分けておきましょう。
クレジットカードはVISAとMaster2種類持っていく
また、2枚のクレジットカードの国際ブランドはできればVISAとMasterの2つにしましょう。
クレジットカードはVISA、MasterCard、JCB、Amex、Diners、DISCOVER、中国銀聯という国際ブラントと呼ばれる決済会社のライセンスを受けています。
クレジット払い、キャッシングなど、自分の代わりにお金の支払いを肩代わりしてくれるのはカード発行会社(楽天、三井住友銀行、マルイなど)ですが、お金のやりとりを可能にしているのが国際ブランドと呼ばれる機関です。
お店でクレジットカードが使えるのは、お店がと自分のクレジットカードが同じ国際ブランドの決済機関に加盟しているためです。
例えばJCBには加盟しているが、VISAに加盟していないお店ではVISAカードは使えず、使えるのはJCBカードだけになります。
各国際ブランドの世界シェアは以下のように、世界中で最も使用されている決済システムはVISAとMasterCardです。
国によってはVISAカードの普及率が低いためにVISAカードが使えないという地域もあるようで、そんな地域でも困らないように世界一周に持っていくクレジットカードはVISAとMasterCardの2種類を持っていく事をおすすめします。
海外でお金を引き出すにはクレジットカードのキャッシングとデビットカード(国際キャッシュカード)どっちがいいのか?
海外のATMでお金を引き出す方法は以下の二つがあります。
- クレジットカードのキャッシング
- デビットカード(国際キャッシュカード)
クレジットカードのキャッシングは利息がつくので、デビットカードの方がお得なのかなと思っていたのですが、よくよく調べてみると実はそんなことありませんでした。
- クレジットカード:
楽天カード、三井住友VISAカード - デビットカード:
楽天デビット、三井住友SMBCデビット、三菱東京UFJデビット
この5つで、ATMからお金をおろした時の手数料をまとめたものが下の表です。
クレジット カード | 楽天カード | ATM手数料: 1万円以下 :108円 1万円越 :216円 金利:18% |
三井住友 VISAカード | ATM手数料: 1万円以下 :108円 1万円越 :216円 金利:18% | |
デビット カード | 楽天デビット | ATM手数料:0円 海外事務手数料:3.024% |
三井住友 SMBCデビット | ATM手数料:108円 海外事務手数料:3% | |
東京三菱 UFJデビット | ATM手数料:108円 海外事務手数料:3% |
実際にいくら手数料がかかるのかというと、1万円、3万円をおろした時で以下のようになります。
1万円 | 3万円 | ||
クレジット カード | 楽天カード | 256~403円 | 660~1104円 |
三井住友 VISAカード | 256~403円 | 660~1104円 | |
デビット カード | 楽天デビット | 302円 | 906円 |
三井住友 SMBCデビット | 408円 | 1008円 | |
東京三菱 UFJデビット | 408円 | 1008円 |
クレジットカードは返済日までの日数が30〜60日間で変動するので、手数料に若干の幅があります。
表を見るとわかる通り、デビットカードは必ずしもクレジットカードより手数料が低いわけではありません。
海外事務手数料として為替レートに3%手数料が上乗せされているのですが、1万円分を両替すると300円の手数料が発生している事になります。
一方、クレジットカードのキャッシングは引き落とし日に注意すれば手数料を抑えられます。
クレジットカードのキャッシングはATMでお金を引き出してから返済するまでに時間が開き、その間の利息が手数料としてとられる仕組みになっています。
例えば僕の楽天カードの場合、今月1日〜月末までにキャッシングした分の請求額は来月27日に引き落とされます。
月初にお金をキャッシグすると、返済日までの日数が長くなるため利息は高くなりますが、月末にキャッシングすれば返済日までの日数が比較的短くなるので手数料も少なくなります。
結論:デビットカードのメリットはあまりない
以上の結果から、デビットカード(国際キャッシュカード)を使うメリットはあまりないなというのが僕の結論です。
お金を引き出す時にいちいち日にちを確認して、「今日はデビットカードで引き出した方がお得だ」なんて考えるのも面倒なので、クレジットカードのキャッシング一本にしてしまうのがよいかと思います。
おすすめクレジットカード番外編:楽天プレミアムカードで世界中の空港ラウンジを使い倒す
クレジットカードには様々な特典が付いていて、その一つに空港ラウンジが無料で使えるという特典があります。
その中でも最も豪華なサービスを提供しているのが楽天プレミアムカードです。
楽天プレミアムカードは年間日10800円かかるのですが、代わりにプライオリティー・パス社が提供している世界120ヶ国、1000以上の航空会社系空港ラウンジを無料で利用できるようになります。
ちなみに、プライオリティー・パスは普通に会員に申し込むと会費は以下のようになっています。
会員種別 | 年会費 | ラウンジ利用料/回 | 同伴者 |
スタンダード会員 | 99ドル | 27ドル | 27ドル |
スタンダード・ プラス会員 | 199ドル | 10回/年まで 無料 以降27ドル | 27ドル |
プレステージ会員 | 319ドル | 無料 | 27ドル |
この中のプレステージ会員に無料で申し込めます。
格安航空券の場合、早朝・深夜発の飛行機に乗ることもしばしばあり、そんな時は空港へ行ってソファに雑魚寝をして時間を潰すことになります。
楽天プレミアムカードを持っていれば、その時間をWi-Fi・食事・飲み物・シャワーが完備されたラウンジで過ごすことができるわけです。
早朝5時の飛行機に乗るために前日夜中に空港へ行き、空港のソファー席で時間を潰すのは結構つらいです。
あの時間を考えれば安い費用ではありませんが、年間費10800円の投資は全然ありな選択です。
次世界一周する機会があれば必ず申し込むと思います。
- ポイント還元率が他のカードよりも高い(還元率1%)
- 世界中の空港ラウンジが無料で使える
- 海外旅行保険の保証内容がかなり手厚い
年間費 | 10800円 | |
ポイント率 | 1% | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 5000万円 |
傷害治療費用 | 300万円 | |
疾病治療費用 | 300万円 | |
賠償責任 | 3000万円 | |
携行品損害 | 50万円 | |
救援者費用 | 200万円 |
まだクレジットカード作ってない?あなたは3万円分ラッキーしています
まだクレジットカードを持っていないor世界一周用にクレジットカードを追加する予定ならあなたはラッキーです。
ハピタスというポイントサイトでクレジットカードを申し込むだけで、最大3万円分のキャッシュバックを得られるからです。
ポイントサイト ハピタスとは?
ハピタスはポイントサイトと呼ばれるサービスです。
このサイトを介して商品を購入する、サービスを申し込むとポイントがもらえ、1ポイント=1円に換金できます。
なぜ商品・サービスを申し込むとポイントがもらえるのかというと、広告を出している会社がハピタスに広告費を支払い、その一部を消費者の僕らに還元してくれているからです。
ハピタスは成果報酬という形で、誰かが申し込んでくれた時だけクレジットカード会社からお金をもらう。
クレジットカード会社も、誰も申し込んでいなくても広告費がかかるCMや電車広告と違って、申し込んでくれた時だけお金を払うので損することがない。
ハピタスはなるべくたくさんのお客さんに申し込んでもらったほうがお金をもらえるので、
クレジットカード会社からもらうお金の一部を申し込みしてくれた人にあげるから、どうせ申し込むならうちで申し込んで!
となるわけです。
その恩恵を僕たちはいただいてるんですね。
↑のボタンから申し込みができます。
申し込み方法がわからない方はこちらの記事で申し込み手順を解説しているので参考にしてください。
まとめ
以上、僕がおすすめする世界一周に持っていくおすすめクレジットカードをご紹介しました。
クレジットカードはいろんな会社が出していて悩んでしまいますが、基本楽天プレミアムカードor楽天カードと三井住友VISAクラシックカード、そしてエポスカードの3枚があればまず間違いないでしょう。
どちらも学生でも申し込めるクレジットカードなので、学生の方でも問題ありません。
最後に、クレジットカード発行には一週間程度時間がかかりますので、出発日が近づいている人は早めに申し込みをしておきましょう!
それでは、良い旅を!