海外旅行用クレジットカード。格安旅行希望ならおすすめは保険とポイントがたまるこの3枚!【学生必見】

↑ってことだと思うんですよね。
なので、この記事があなたの疑問・悩みを解消するのに役立てば嬉しいです!

この記事は海外旅行が初めて、もしくは、それに近しい大学生や社会人向けに、海外旅行でのクレジットカード問題について解説していきます。

  • 海外旅行にはどのクレジットカードがいいのか?
  • そもそも海外旅行にクレジットカードは必要なのか?
  • クレジットカードに付帯している海外旅行保険について

などなど、海外旅行にまつわるクレジットカードの情報って気になるものが多いですよね。

一つずつ解説していきますので、最後までみてくれると嬉しいです!

格安海外旅行がしたいならおすすめのクレジットカードはこの3つ

では先に結論から。
僕が海外旅行関連の情報を調べるようになってから、最終的に行き着いたおすすめクレジットカードはこの3つです。

 

楽天カード

ポイント還元率

1%

備考

100円=1ポイント

1ポイント=1円

年間費

無料

海外旅行保険

傷害死亡・後遺障害 2,000万円

傷害治療費用 200万円

疾病治療費用 200万円

賠償責任 2,000万円

携行品損害 20万円

救援者費用 200万円

 

特徴

楽天カードは何と言ってもポイント還元率が高い
通常のクレジットカードのポイント還元率は0.01〜0.05%なのに対し、楽天カードは1%。
さらに、ポイント付与は100円で1ポイント。一般のクレジットカードは1000で1ポイントなので圧倒的に他よりポイントがたまりやすいクレジットカードです。

 

こんな人に楽天カードがおすすめ

  • 今後クレジットカード払いが増える可能性のある人。
  • ポイントを貯めるのが好きな人
  • 楽天サービスをよく利用する人。

 

三井住友VISAカード

 

ポイント還元率

0.3~0.5%

備考

1000=1ポイント

1ポイント=3~5円

年間費

在学中無料

卒業後は年間費1250円

(無料条件あり)

海外旅行保険

傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円

傷害治療費用 100万円

疾病治療費用 100万円

賠償責任 2,500万円

携行品損害 20万円

救援者費用 150万円

 

特徴

世界一周している多くのバックパッカーが三井住友VISAカードを利用していました。
このカードの最大の特徴は、通常最大90日の海外旅行保険適用期間を最大180日にできるんです。
長期で海外旅行する予定がある方にはめちゃくちゃおすすめなクレジットカードです。(後述します。)

また、クレジットカードに顔写真がつけられるので、他のクレジットカードよりセキュリティが高いこともおすすめポイントの一つ。

 

こんな人に三井住友VISAカードがおすすめ

  • 世界一周、または3ヶ月以上の海外滞在をする予定がある人。
  • クレジットカードのセキュリティ面に不安のある人



 

エポスカード

ポイント還元率

0.1~0.5%

備考

1000円=1ポイント

1ポイント=1~5円

年間費

無料

海外旅行保険

傷害死亡・後遺障害 500万円

傷害治療費用 200万円

疾病治療費用 270万円

賠償責任 2,000万円

携行品損害 20万円

救援者費用 100万円

 

特徴

エポスカードは一生年間費無料のクレジットカードなのに、海外旅行保険がものすごく充実しています。
また、自動付帯の海外旅行保険なので、クレジットカードを持っているだけで海外旅行時に保険が適用されるのもありがたい。

 

エポスカードが向いている人

  • 近所にOIOIがある人。
  • 海外旅行保険を節約したい人。
  • 学生。

 

クレジットカードの選び方。比較軸は3つ

さて、僕がこれまで海外旅行のお得情報を調べつくして辿り着いたおすすめのクレジットカードはすでにあげた3つです。

なぜこの3つかおすすめなのか。

それは、海外旅行用のクレジットカードを選ぶ際のポイント

  • 年間費
  • 海外旅行保険の充実度
  • ポイント還元率

の3つで比較するとこれがベストだからです。

 

チェック1:年間費

クレジットカードは種類によっては年間費がかかります。
先ほど紹介した3種類のクレジットカードは三井住友VISAカード以外年間費が無料です。

また、三井住友VISAカードも条件次第で年間費無料になります。

学生や社会人なりたての方などは年間費無料のクレジットカードで良いと思います。

 

チェック2:海外旅行保険の充実度

海外では日本の保険が適用されないため、海外旅行時に保険に加入します。

クレジットカードには、サービスの一つとして海外旅行保険が付帯しているものがあります。

 

下の図はヨーロッパを1週間旅行する場合の保険料ですが、だいたい1日300〜500円の保険料ですね。

 

保険内容には以下の項目があり、これがクレジットカードの保険内容である程度カバーされます。

項目補償内容

傷害死亡・後遺障害

旅行中のケガにより亡くなった、後遺症が生じた場合に保険金が支払われる

傷害治療費用

旅行中のケガにより医師の治療を受けた場合の治療費などが支払われる

疾病治療費用

旅行中の病気により医師の治療を受けた場合の治療費などが支払われる

賠償責任

他人にケガを負わせたり、他人の財物を壊したりしたことなどによって法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる

携行品損害

持ち物が盗まれたり、壊れたりした場合などに保険金が支払われる

救援者費用

旅行中にケガや病気などの理由で家族が現地にかけつけた場合などに費用が支払われる

 

海外の治療費は高額だから、クレジットカードの保険内容で十分なのか!?

とお考えの方も多いと思いますが、ジェイアイ傷害火災保険が発表しているデータを見ると、
65歳未満の方が300万円以上の治療費が必要になる確率

3万8500人に1人
(日本で交通事故で死亡する確率が3万人に1人)

ということがわかります。
交通事故で死亡する確率より低いわけです。

なので、300万円の補償があれば十分だと(個人的に)思います。

詳しくは「海外旅行に保険は必要ない!? 30カ国以上旅した筆者が考える海外旅行保険の必要性」で解説しています。

 

ちなみに、クレジットカードの海外旅行保険は傷害死亡・後遺障害の項目以外は保険金を合算できます。

上で紹介した3枚のクレジットカードを持っていれば、

楽天カード・三井住友VISAカード・エポスカード合算補償金

傷害治療費用

500万円

疾病治療費用

570万円

賠償責任

6,500万円

携行品損害

60万円

救援者費用

450万円

がクレジットカードで補償されます。

 

チェック3:ポイント還元率

個人的に一番重要だと思っているのはポイント還元率です。
どうせならお得なクレジットカードがいいですよね。

ポイントのつき方は3つに大別されます。

  1. 1000円で1ポイント(1ポイント1円)
  2. 1000円で1ポイント(1ポイント5円)
  3. 100円で1ポイント (1ポイント1円)

この場合③が一番ポイント還元率が高く、楽天カードは③になります。

例えば、2980円の商品を購入したとき、それぞれ

  1. 2ポイント (2円)
  2. 2ポイント (10円)
  3. 29ポイント(29円)

のようになります。
③は①の10倍以上のポイントが付いてますよね。

旅行中の出費が10万円だとしても、旅行後に溜まったポイントが1000円と100円で全然違いますよね。

僕は日常でもクレジットカードは楽天カードを使っていて、この記事を書くときにポイントを確認したら1万2000ポイントも付いていました。笑

次の旅行にはこのポイントでカメラや旅行グッズを格安で買おうと思います。

 

チェック4:国際ブランドはVISAかMasterCardを選ぶ

これはお得なクレジットカード選びとは違いますが、重要なポイントなので解説します。

クレジットカードにはどこの会社で作るかというのに加えて、国際ブランドを選ぶ必要があります。

国際ブランドとは

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB

などの決済システムのグループ(ブランド)のことです。

 

 

簡単に言うとお店が加入している国際ブランドのクレジットカードしか使えない、ということです。

 

世界の国際ブランドのシェアは

VISA

48.5%

MasterCard

31.7%

Union Pay(銀聯)

8.9%

アメリカンエクスプレス

8.2%

JCB

2.5%

Diners

0.2%

となっていて、特にJCBやアメリカンエクスプレスは使用できない国が多いです。
海外旅行用としてはVISAMasterCardを選んでおきましょう。

VISAとMaster Cardで8割のシェアを占めている。

 

旅人の常識。クレジットカードは2枚以上持っとく

旅慣れた人だとクレジットカードは2枚以上持っておくのが常識になっています。

理由はクレジットカードが1枚だとこんなことがあるからです。

  • 機器との相性が悪くクレジットカードが使えない
  • 国際ブランドが対応していない(MasterCardがメジャーな国でVISAしか持っていない)
  • 財布を盗まれた・紛失した
  • 海外旅行保険内容が不十分
  • 利用枠いっぱいになっていて決済ができない

海外で現金がなく、クレジットカードが使えないってかなり焦ります。
トラブルがあっても対応できるように予備のクレジットカードは持っておいた方がよいでしょう。

 

海外旅行用クレジットカードで有名どころを一挙比較

ここまでで海外旅行用のクレジットカードの選び方はご理解いただけたと思います。
ここでは、有名なクレジットカードのサービス内容を一挙に並べてみます。

自分の目でどのクレジットカードがいいか判断してみてください。

クレジットカード名

ポイント還元率年間費海外旅行保険

楽天カード

1%

100円=1ポイント

1ポイント=1円

無料

傷害死亡・後遺障害 2,000万円

傷害治療費用 200万円

疾病治療費用 200万円

賠償責任 2,000万円

携行品損害 20万円

救援者費用 200万円

三井住友VISAカード

0.3~0.5%

1000=1ポイント

1ポイント=3~5円

在学中無料

傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円

傷害治療費用 100万円

疾病治療費用 100万円

賠償責任 2,500万円

携行品損害 20万円

救援者費用 150万円

学生専用ライフカード

0.5%

100円=0.1ポイント

1ポイント=5円

無料

傷害死亡・後遺障害 2,000万円

傷害治療費用 200万円

疾病治療費用 200万円

賠償責任 2,000万円

携行品損害 20万円

救援者費用 200万円

エポスカード

0.1~0.5%

1000円=1ポイント

1ポイント=1~5円

無料傷害死亡・後遺障害 500万円

傷害治療費用 200万円

疾病治療費用 270万円

賠償責任 2,000万円

携行品損害 20万円

救援者費用 100万円

JALカードnavi

0.5%

200円=1マイル

在学中無料

傷害死亡・後遺障害 1,000万円

傷害治療費用 50万円

疾病治療費用 50万円

賠償責任 2,000万円

携行品損害 15万円

救援者費用 100万円

ANAカード(学生用)1%

100円=1マイル

在学中無料

傷害死亡・後遺障害 1,000万円

傷害治療費用

疾病治療費用

賠償責任

携行品損害

救援者費用 100万円

 

なぜ海外旅行にクレジットカードが必要なのか。メリット・デメリットを考えてみた

ここまで海外旅行にはクレジットカードが必要だ!という論調で話してきましたが、記事を読んでいただいている方の中には

そうは言ってもクレジットカードなくても問題ないでしょ!

と思ってる方もいると思います。

 

確かに、海外旅行に絶対クレジットカードが必要なわけではありません。

しかし!

やっぱりクレジットカードを持っていることのメリットって大きいんですよね。
ということで改めて整理してみました。

持ってることのメリット

海外旅行保険をクレジットカードで代用

先述したとおり、クレジットカードで海外旅行保険を代用できます。
1週間程度の旅行なら2000〜3000円の節約
1ヶ月の旅行なら2万〜2万5000円の節約
になります。

アメリカへ1ヶ月旅行した場合の海外旅行保険代。参考:損保ジャパン日本興亜

 

両替よりクレジットカード払いがお得!?

海外の現地通貨を手に入れる方法は

  • 日本で両替
  • 現地で両替
  • 現地ATMでキャッシング

の3つがあります。

すべての外貨で当てはまるわけではないですが、
現地ATMでキャッシングしたほうが両替手数料が安くなる場合があります。

詳しくは「海外旅行の両替はどこでするのが一番お得になるのか徹底調査」で解説しています。

 

マネーフォワード連携で旅行中の出費を管理

貯金管理アプリマネーフォワードと連携させると、クレジットカードを何にいくら作ったのかが、勝手に家計簿として記録されます。

ズボラな人でもクレジットカード払いするだけで記録が残るのでかなりおすすめです。

僕は日常でも、高額商品はクレジットカード払いで記録を残すようにしています。

 

ポイントは次の旅行の準備資金に

楽天カードはポイント還元率1%。
旅行で10万円使えば1000ポイントがたまります。

旅行中の支払いだけでなく、家賃・水道光熱費・日常の出費をクレジットで支払うと、1年で普通に1万ポイントくらいたまります。

バックパック、カメラなど、旅のガジェットがかなり安く購入できるようになりますよ。

 

持ってないことのデメリット

逆にクレジットカードを持っていないことのデメリットもリストアップします。

各種WEBサービスが使えない

旅行に限らずですが、世の中の多くのWEBサービスはクレジットカード決済です。

こういう素晴らしいサービスが利用できないのはちょっともったいないかもしれません。

▽代表的な旅行系WEBサービス

Airbnb

最近よく話題に上がる民泊サービス。
ホテルではなく、現地に住む一般人の家に宿泊できます。

現地の人と交流できて、ローカル情報が手に入ったり、格安で泊まれたり、使い方によってはかなり濃い旅ができるかも。

 

カウチサーフィン(couchsurfing)

Airbnbは有償で現地の人の家に宿泊するのに対し、couchsurfing(カウチサーフィン)は無償で家に宿泊していいよ!という人と旅行者をマッチングさせるサービスです。

そんな人いんのかよ!と思いますが、世の中には金儲けより人との出会いを重要視する方がいてくれるんです。

僕もトルコとアメリカで現地の人の家に泊めてもらいました。

 

スカイスキャナー

格安航空券を検索するサービス。
希望日程の格安航空券
目的地が安くなる時期
がわかる超ナイスサービスです。

普段はこれで航空券探してる。

 

Expedia、トリバゴ

どちらもホテルの料金比較サービス。
通常料金の50%引きで予約できたり、旅行日程の格安ホテルを一覧で表示させたり、ホテルを探すなら絶対使うであろうサービスです。

 

ホテルのデポジットが現金払い

ホテルによってはチェックインするときにデポジットを求められることがあります。

通常クレジットカードでデポジットを支払うのですが、クレジットカードがないと現金で支払うことになります。

仮にデポジットが1万円だとすると、初日に1万円をホテルに預け、チェックアウトする旅行最終日に1万円の現地通貨が返され使い切れない、、、
みたいなことになります。汗

海外滞在中の全現金を持ってる必要がある

スリにあったら一発アウト

 

クレジットカードで旅費を安くする3つのテク

最後に、クレジットカードで旅を安く済ます技を紹介します。
条件が当てはまる人と当てはまらないいると思うので、参考程度に見てください。

3〜6ヶ月の長期旅行なら間違いなく三井住友VISAカード

旅行期間が3〜6ヶ月の人なら三井住友VISAカードで間違いなく旅行費を安くできます。

具体的に安くなるのは海外旅行保険。
仮に6ヶ月のヨーロッパ周遊旅行を東京海上日動の海外旅行保険でカバーすると以下の内容で約8万円かかります。

東京海上日動で6ヶ月の海外旅行保険を組んだ場合約8万円

 

これが三井住友VISAカードと楽天カードを持っていればある程度の内容で、海外旅行保険が無料になります。

楽天カード三井住友VISAカード東京海上日動

P13 + P02

傷害死亡・後遺障害2,000万円2,000万円500万円
傷害治療費用200万円100万円500万円
疾病治療費用200万円100万円1,000万円
賠償責任2,000万円2,500万円1,000万円
携行品損害20万円20万円10万円
救援者費用200万円150万円1,000万円

長期旅行を予定される方はこれを使わない手はないですよ。
8万円の節約です。

 



 

旅に出会いと節約を。カウチサーフィン・Airbnbを使い倒せ

先ほど紹介したWEBサービスのカウチサーフィンとAirbnb。
うまく使えば宿泊費を節約できるかもしれません。

特にカウチサーフィンは現地の人の家に無料で宿泊できるサービスなので、ヨーロッパ、北米など物価の高い国では1泊3000〜5000円の価値があります。

 

ツアーだけじゃない。LCCで格安旅行

海外旅行の方法は大きく2つに大別されます。

  • ツアー旅行
  • 個人手配旅行

手間はかかりますが個人手配旅行は自由な旅行ができるので一人旅や学生旅行におすすめです。

LCCを使えばタイまで往復3万円以下で行けて、ツアーより安い何てこともザラにあります。

LCCの航空券はネット販売なので、クレジットカードが必要になります。

 

まとめ

長文になってしまいましたが、最後までおつきあいありがとうございます。

海外旅行にはクレジットカードがあったほうが絶対お得です。

そして、クレジットカードを選ぶなら

  • 楽天カード
  • 三井住友VISAカード
  • エポスカード

が僕の実体験上おすすめです。

ここで紹介したクレジットカードは基本年間費無料のものなので、作っても損することはありません。

これを機にクレジットカードを発行してみてはいかがでしょうか。

 

それでは、良い旅を!