就職決まらない奴はほぼ100%就活のやり方が悪い!タイプ別の課題・原因・解決策を解説

  • なんで私は就職決まらないの?
  • 就職決まらなくて不安。どうすれば就職決められる?

こんな悩みに答える。

この記事でわかること
  • 就職先が決まっていない学生の割合
  • 就職が決まらない理由の特定方法
  • 面接官が就活生を落とす、落とさないを何で判断しているか
  • 内定獲得するために君がすべきアクション

就職決まらない人の割合。どれくらいの人が内定とってるのか

この記事を読んでいるタイミングで、君が就職先決まっていないことがどの程度深刻なことなのか。
月別の内定取得率を見てみよう。マイナビが発表している2018年の3月〜8月の月別内定取得率はこちら。

内定取得者率
3月4月5月6月7月8月
文系男子

9.4%

29.3%

58.1%

74.3%

76.9%

80.5%

文系女子

7.7%

25.9%

54.5%

71.7%

75.4%

80.1%

理系男子

10.7%

44.0%

68.4%

82.7%

86.4%

89.3%

理系女子

11.9%

39.5%

64.4%

79.7%

83.9%

87.2%

この記事を読んでいるタイミングによるが、5月であれば内定をもらっている学生の割合は約半分。
6月以降は7割以上の学生が内定をもらっている。

6月以降で内定が一つもないという場合は、自分の就活の進め方に問題があると受け止めた方がいいだろう。

この後、内定獲得するために自分でできるアクションを解説していくが、もし君がこの記事を読んでいるのが6月以降であれば、自分一人で就活をなんとかしようと考えるのはやめた方がいい。正直無理だ。

君が相談すべきは先生でもハローワークでもなく、就活エージェント。
就活支援のプロであるキャリアアドバイザーに自分の何が悪いのか、この時期でも新卒生の採用活動を続けている会社はどこなのか教えてもらうのが最も最短ルートだ。

【22卒】なぜ就活エージェントを複数利用して苦戦を乗り切らないの?プロの就活サポートを受けろ!

2019年5月5日

就職決まらない人の3つのタイプ。就活のボトルネックを見つける

就職が決まらないと一口にいっても、就活活動のどの部分で躓いているかで君が抱える問題が変わる。
就活が決まらない人は、どの段階の選考フローで落とされるかで課題が3つに分類される。

  1. ES(エントリーシート)で落とされてる人→企業選択ミスorエントリーシートの対策不足
  2. 1~2次面接で落とされる人→自己分析・自己PRの準備不足 or 面接練習不足
  3. 最終面接で落とされてる人→仕方ない。他の学生と比較して負けたパターン

調査の結果、この記事を読んでいる人は②で就職先が決まっていない人が多いことがわかったので、②から解説していく。

1~2次面接で落とされる人の課題

1~2時面接で落とされる人は自己分析が十分にできてなく、自己PRが弱い、そして、面接で質問された時にどのように回答するか模擬面接を通じた準備不足の場合が多い。

就活において最も大事なことは自己分析。自己分析ができないと就活の軸・自己PRが甘くなるためだ。

自分の価値観、これからの人生をどうしていきたいのか、何に喜びを感じるのか。このようなことがわからなければ日本にある300万以上の会社から自分が務めるべき会社を絞り込んでいくことはできない。

よく「就活の軸」という言葉を聞くと思うが、これは自分の価値観に当てはめると、こういう会社が自分にはぴったりだと会社を絞り込むために考えるのだ。
そして、自己分析が導かれる自分の強みが会社があなたを雇う理由になる。
自己分析が甘い人は、会社があなたを雇う理由を示せないことに他ならない。

十分に自己分析できているかの判断には以下のチェック項目が役立つ。

  • 人生の目的を言えるか
  • 自分が大切にしている価値観を具体的に言えるか
  • キャリアの目的を言えるか
  • キャリアの目的を達成するために、新卒入社に必要とされる条件が言えるか(就活の軸)
  • 自分の好きなこと、得意なことは明確か
  • 自分の中の相対で強みを言えるか
  • 自分の強みを他人と比較しても強みと言えるか

全てに具体的に答えられなくてもいいが、半分以上は答えられていなければ自己分析が全くできていない状態だと認識したほうがいい。
その状態で面接をいくら受けてもほぼ受からない。

ちなみに、上のチェック項目で「人生の目的」「キャリアの目的」とあるが、これは完璧なものがなくても問題ない。
社会人になっても、自分自身の人生の目的を明確に言える人は多くない。
大事なのは納得感だ。

現段階では「こういう人生にするんだ。」と自分を納得させられる目的を作れればOK。どうせ社会にでてから人生の目的は二転三転する。

自己分析の本はたくさんでているので、何冊か購入して自分に合う方法で自己分析のワークを進めてほしい。

僕がおすすめするのは森岡毅氏の「苦しかったときの話をしようか」だ。
自分の大学生の娘さんのために、仕事とは、人生とは、就活とはを解説している本で非常に参考になる。

自分一人ではここまで自己分析できないという方。

  • 就活は贅沢言わず入れる会社を探して入る
  • 就活エージェントなり友人なりに相談して自己分析手伝ってもらう

の道は二つしかない。好きな方を選べばいい。

ちなみに、就活で苦戦している人に必要な就活エージェントは会社を紹介してくれるエージェントではなく、就活のサポートをしてくれるエージェント
詳しくはこちらの記事で解説してるので、興味があれば見て欲しい。

【22卒】なぜ就活エージェントを複数利用して苦戦を乗り切らないの?プロの就活サポートを受けろ!

2019年5月5日

自己分析についてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、もっと具体的に自己分析について知りたい人はどうぞ。

新卒面接がうまくいかない学生はコンピテンシーを理解しろ!

2020年3月1日

補足:面接官は何を見てるのか?面接で落とされる理由を解説

ITベンチャー企業で4年間採用担当をやっている経験から、面接で選考を落とす学生は以下3つの項目のどこかに問題があって落とす。

僕が勤めている会社であればこんな感じ。

会社との相性成長思考
問題解決思考
泥臭さ
求める能力言語化能力
論理的思考力
人間性で求めるもの根明
素直さ
他積にしない
人にない強みを持っている
特異性、才能

これらの要素を

  • あなたが学生時代に力を入れてきたことは?
  • 自分自身の成功体験は?
  • あなたが人と違うと感じる特異・才能は?
  • 人生で一番楽しかった瞬間は?

という質問で確認している。

面接官が学生を落とす理由をもっと知りたい人はこちらの記事をどうぞ。

新卒面接官の本音。選考落とす学生に共通する欠点5つ

2020年3月17日

エントリーシートで落とされまくってる人の課題

エントリーシートで落とされてる原因はさらに大きく2つに大別される。

  • エントリーしている企業が分不相応
  • エントリーシートの対策不足

分不相応な会社にエントリーしているというのは、大学の時点で超エリートな学生が応募する会社ばかりエントリーしているということ。
就活サイトのマイナビ・リクナビだけを見て学生に人気だからと企業研究をすることなく気軽にエントリーボタンをポチポチしているとこうなる。

大量にエントリーするので、その準備に追われ一番大事な自己分析に時間が当てられなくなる。
結果自信を持ってエントリーシートも書けないし自己PRもできないという悪循環に陥る。

次にエントリーシートの対策不足について。

エントリシートは大量の学生から応募者が集まる上場企業が、応募者全員に均等に採用時間を割くことができないため、優秀そうな応募者を効率よく絞り込むために存在している。

君は企業人事のその目的を理解した上で、「他の応募者より私の方が優秀です。私と会う価値あります。」ということを伝えられているだろうか。
仕事で成果を出せる根拠を自分の過去の経験から紡ぎ出し、自己PRできているだろうか。

ちなみに、自己PRするのは社会人でも実は難しい。
自分の過去の業務を棚卸し、定量的な数字で能力をアピールするのは簡単ではないのだ。
うまくいっていればいいが、今までうまくいっていない中でこのまま我流でやろうとしても苦戦するのは目に見えている。
やり方を変えるしかない。

どうすればいいか。
一つは冒頭でもいったようにプロのキャリアアドバイザーに添削してもらう、アドバイスしてもらう方法。
すでに就活エージェントを使っているのに結果がついてこない人は、使っているエージェントが悪いか、担当のキャリアアドバイザーが行けてないかのいづれか。

担当になるキャリアアドバイザーは運なので、担当が悪ければ別の就活エージェントを使ってみよう。

もう一つの方法として、逆求人のサービスを使うのも有効だ。
逆求人とは、自分のプロフィールを記入しておくと企業人事からウチの企業説明会きませんか?とオファーをもらえるサービス。

逆求人サービスのいいところは、自分が想定していない業界・業種の話を聞けるところ。
会社側からあなたのいいところを見つけようと質問してくれるところだ。

学生には有名ではないけれど、採用に力を入れている会社が利用する傾向があるので、そもそもエントリーシートを突破して人事と会っている回数が少ない人には場数を踏む上でも有効な手段だ。

逆求人サービスの代表がキミスカだ。
エントリーシートを突破するために着飾った自分ではなく、ありのままの自分をプロフィールに登録しておけば企業に評価される。

最終選考で落とされる人の課題

もし君が最終面接で落とされていたとしたら自信を失くさず就活を続けよう。これまでのやり方に大きな問題はない。

最終面接で落ちる理由は、他の候補者と比べて会社の文化と合わなかったといのがもっとも多い。
それまでの面接で能力面・人間性では問題がないことが証明されていて、最後に「この子はうちの会社の文化に合うか?」でNGが出たということだ。

単に相性が合わなかったものと割り切って次の就活に切り替えるのがいいだろう。
仮に最終面接で落ちた会社に内定していても、会社文化が合わず苦しい思いをしていた可能性が高い。

もし最終面接の通過率を上げられるとすれば、最終面接まで進む前に採用担当者や面接官に「御社ではどんな人を募集していますか?」「役員の方は何を見て採用可否を判断しますか?」と質問してみるといいだろう。

企業の採用担当者は毎年決まった人数の新卒を採用しなければならないミッションを持っていて、最終面接まで進む学生にはなんとか内定を獲得して欲しいと思っている。

就職決まらない君がこれから内定勝ち取るためのネクストアクション

今までの就活のやり方でうまくいっていない君が状況を変えるには今までのやり方がうまくいっていないことを認めてやり方を変えるしかない。

本記事の内容や就活本を参考に自力でやり方を変えられるなら自力で。
無理ならプロのキャリアアドバイザーに相談する。

すでに就活エージェントを使っているにもかかわらず、就活がうまくいっていないなら

  • 君がよほどポンコツ
  • 就活エージェントの担当者がイケてない

のいづれかしか理由はないので、別のエージェントを使ってみるのは一つの手だ。

そして、就職決まらずに苦戦してる君はが就活エージェントを選ぶなら、たくさんの求人を紹介してくれるエージェントではなく、手厚い就活サポートをしてくれるエージェントを使うべきだ。

おすすめなのが、やみくも就活の撲滅を目指すキャリアチケットと自分の価値を高めてくれる企業を紹介しようとしてくれるJobSpring。
他のエージェントより、学生へのサポートが充実しているのでまだ使ったことなければ相談してみるといいだろう。

やみくも就活の撲滅を目指すキャリアチケット

キャリアチケット公式サイト:https://careerticket.jp/

【学生からの評価】

総合評価:5 ミヤネさん(2015年卒)
キャリアアドバイザーへの満足度:5 求人情報への満足度:5
私が転職の相談をしたときに、職を紹介して下さる担当者がよろしかったのと、求人数が多かったことから次の日に求人を紹介して頂けました。
本当に、対応力が素晴らしかったです。感謝しています。ありがとうございました。
総合評価:5 オオシタさん(2019年卒)
キャリアアドバイザーへの満足度:5 求人情報への満足度:5
キャリアチケットの魅力は、就活エージェントが徹底してサポートして頂ける内容でした。
入社後を既に想定した取り組みでキャリアについて深く考えさせて頂ける機会を設けることができました。
総合評価:3 やーさん(2015年卒)
キャリアアドバイザーへの満足度:4 求人情報への満足度:3
就活をする時に大学のキャリアセンターや新卒就職フェアに通ったりしていましたが、こちらを利用することで、就活にプラスになることが幾つもありました。
結果的にこちらの求人で就職することはありませんでしたが、履歴書の書き方を丁寧に添削して頂いたこと、自分では気付かないことを教えて下さいました。ありがとうございました。

【評価ポイント】

  • 自己分析のカウンセリングがある
  • キャリアカウンセリングのプロが面接対策
  • 面接対策のセミナーが充実。内容も良さそう
  • 利用者の声など積極的な情報発信good
  • キャリアカウンセラー自信も積極的に情報発信

 

 

自身の市場価値を高める企業への就職支援:JobSpring

JobSpring公式サイト:https://jobspring.jp/

【学生からの評価】

総合評価:4 ANさん(2019年卒)
キャリアアドバイザーへの満足度:4 求人情報への満足度:4

最初、特にやりたい職業とかがなくて困っていたのですがこのサイトはとても職業の種類も多く、すごく選ぶ幅が広がりました。
自分の要望もしっかり聞いていただいていい条件の仕事を紹介していただきました。
対応もよくとてもスムーズに進みました。
新卒ということでいろいろ受けて落ちて受けて落ちての繰り返しとても不安でしたがなんとか就職先が決まって対応してくださった方にはとても感謝です。

参照:JobSpring(ジョブスプリング)の評判・口コミ一覧 | シゴタツ

総合評価:4 かりゆさん(2018年卒)
キャリアアドバイザーへの満足度:4 求人情報への満足度:3

JobSpringを利用して、就職先が決定した後も将来に関する相談に応じて頂けるところが良かったと思いました。

キャリアアドバイザーの方は、就職活動で面接など段階に応じて必要なアドバイスをして下さり、より効率的に自分の弱点を克服して、成長を実感しながら就職活動を進めることができました。
さらに、就職先が決まった後に、職場での人間関係での築き方をどうすればいいかに関しても、相談に応じて頂けたので、安心して就職までの時間を過ごせました。

その一方で、求人情報が大手企業を優先して紹介されたところが、自分の希望とは会っていなくて少し残念でした。

参照:JobSpring(ジョブスプリング)の評判・口コミ一覧 | シゴタツ

総合評価:4 さしみさん(2019年卒)
キャリアアドバイザーへの満足度:5 求人情報への満足度:4

就きたい業種が決まっていたので、その中からおすすめの会社をいくつか紹介していただきました。
それぞれの会社の強みや業績、私に合っているのかという観点から相談に乗ってくれ、最終的にその中から2社受けることにしました。
その後も書類審査で使用する志望動機と自己PRの添削や面接のマナーなど様々なことを教えていただき、無事に第1志望だった企業に内定を頂くことが出来ました。

入社1年目のとき、何回か連絡もいただき、心配してくれたのが印象深いです。

参照:JobSpring(ジョブスプリング)の評判・口コミ一覧 | シゴタツ

【評価ポイント】

  • ESの書き方から実際の面接対策までサポート
  • 企業とのマッチング度を重視。内定後のミスマッチがない
注意点

カウンセリング場所は東京のみ。(神保町)
紹介される企業は関東の企業が中心。
遠方の人はオンライン面談になる。

 

就活エージェントは複数利用するのがいい理由

 

就活エージェントに相談すると、就活エージェントに依頼すると自分の望まない会社ばかり紹介されると偏見を持っている人もいると思いますが、これはアドバイスしてくれる対象が1社しかないからそう思えてしまう。

複数のエージェントに登録して、複数のアドバイスをもらえれば、担当のキャリアコンサルタントが話していることが本当にあなたのことを考えてアドバイスしていることなのか、自分のこと(営業成績)を考えて話していることなのかわかる。

今まで一人で就活していた人はまずは就活エージェントの登録から始めてみる。それもできれば複数の会社へ。

就活エージェントの選び方についてはこちらの記事でも詳しく書いてるのでよければどうぞ。

【22卒】なぜ就活エージェントを複数利用して苦戦を乗り切らないの?プロの就活サポートを受けろ!

2019年5月5日