就職決まらない3つのタイプ。原因と就活の見直し方を採用担当が超具体的に解説

  • なんで私は就職決まらないの?
  • 就職決まらなくて不安。これからどうすればいいの?

こんな質問に対して採用担当者目線で私見たっぷりに答えます。

この記事でわかること
  • 就活面接で落とされる理由
  • 面接官はあなたの何を見ているのか
  • 就活をうまくいかせる挽回策

就職決まらない人の割合。どれくらいの人が内定とってるのか

就職決まらずに不安なあなたへ。まずはあなたが本当に内定が取れずにやばい状況なのか世の中の平均と比べてみましょう。

マイナビが発表している調査レポートによると、2018年の3月〜8月の各月ごとに内定をもらっている学生の割合は以下のように推移しています。

内定取得者率
3月 4月 5月 6月 7月 8月
文系男子

9.4%

29.3%

58.1%

74.3%

76.9%

80.5%

文系女子

7.7%

25.9%

54.5%

71.7%

75.4%

80.1%

理系男子

10.7%

44.0%

68.4%

82.7%

86.4%

89.3%

理系女子

11.9%

39.5%

64.4%

79.7%

83.9%

87.2%

あなたがこの記事を読んだくれてる時期によりますが、5月中であれば内定をもらっている学生の割合は約半分。
7月以降は8割以上の学生が内定をもらっていることになります。
6〜8月にかけて内定が一つもないという場合は、なにか自分の就活の方法に問題があると現状を受け止めた方が良いでしょう。

この場合、就活の進め方を変えない限り状況は好転しませんので、後述する就活の失敗を改善する方法を取ってみてください。

就職決まらない人の3つのタイプと見直すべき観点

就職が決まらないと一口にいっても、新卒就活活動のどの部分で躓いているかであなたが抱える問題が変わります。

著者は就活の失敗(負け)は3つのタイプに分かれると考えています。

  1. ES・1時面接で落とされてる人→企業選択負けタイプ
  2. 1〜2次面接で落とされる人→自己アピール負けタイプ
  3. 最終面接で落とされてる人→競争負けタイプ

夢追い・偏見・プライド高い人に多い企業選択負けタイプ

企業選択負けタイプはさらに3つに分かれます

  • ◯◯業界しか受けない <夢追いかけタイプ・偏見タイプ>
  • 誰もが知ってる超大手企業しか受けない <プライドタイプ>
  • 自分の価値観と企業の価値観が合ってない <企業理解不足タイプ>

「自分は将来◯◯がしたいからこの会社(業界)がいい」
「たくさんの人にメッセージを伝えられる広告業界がいい」
「誰もが知っている超大手しか自分は行きたくない」
こんなことを考えていて、なおかつES・1次面接で落とされることが多い場合あなたは<企業選択負けタイプ>の可能性があります。

これは自分の偏見や価値観が強く、非常に採用難易度の高い業界・企業しか受けていないことが原因で就活がうまくいっていないように見えるパターンです。

ESの書き方や他の学生と比べた時のあなたの能力も要因としてはもちろんあるかもですが、自分なりに対策し尽くして今の結果なら自己否定に陥るのではなく、単に難しい業界・会社を選んでいたと開き直ってもいいかもしれません。

このタイプの方は試しに逆求人・オファー型のサービスを利用してみるといいでしょう。
僕のおすすめはキミスカとオいうサービスです。うちの会社でも導入していて、学生とよく面談しています。

 

プロフィールを記入しておくと、企業からうちの会社説明会or面談に来ないか?とオファーが届きます。

このサービスを使ってもどこの会社からもオファーが届かない場合はあなたのES、プロフィールがいけてないことに問題があります。
ただし、大抵の場合は人手が不足している会社からオファーが届くはずです。

学生の中には、

人気企業はすぐに選考埋まるし、埋まらない企業は学生から人気のないブラック企業だ

と勘違いしている人もいますが、実態はそのイメージとかけ離れています。

学生が知っている企業なんて、日々の生活で接点がある消費財メーカーや大手企業、BtoC企業だけ。
しかし、世の中には学生とは接点はないけど優良で素晴らしい企業がたくさんあります。

自分の知ってる企業や価値観だけにとらわれて会社を見るより、積極的に学生と接点を作って採用活動頑張ろう(学生を採用する=成長する予定)としている企業の話を聞きに行った方が100倍有益だと思いますよ。

特に学生が考える「◯◯したい」という思いは、大抵大した原体験や背景があるわけでもなく、就活用になんとなく作っている場合がほとんど。
そんなハリボテの価値観に固執して業界を狭めるのはナンセンスですよ。
ビジネスマンとして能力を高められれば違う形で学生時代に思い描いていた夢は実現できる場合が多いですから。

もう一つ自分の視野を広げる方法としては、就活エージェントを利用するのもありです。

就活エージェントはキャリアコンサルタントと呼ばれる人があなた就活を内定までサポートしてくれます。

彼らはあなたがどこかの企業から内定をもらうと、その内定を出した企業から紹介料をもらいます。
あなたの内定獲得と彼らの儲けが紐付いているので、パートナーとして2人3脚で就活することができます。

新卒就活でおすすめのエージェントは大手の就職エージェントneoとベンチャー企業のキャリアチケットです。
就活エージェントは複数のキャリア意見を聞くために2つ以上のエージェントを利用することを勧めています。

組み合わせも大手のエージェントとベンチャーのエージェントと分けることで、キャリアコンサルタントの対応の違いを確認することができます。
最終的には自分の腑に落ちるアドバイスをしてくれるエージェントを利用すれば良いだけで、初めは複数のエージェントに同時登録して、キャリア相談してみるのが良いですよ。

 

 

面接で落とされる人は自己アピール負けタイプ

自己アピール負けタイプとは、以下二つにさらに分かれます。

  • 自分の強みをアピール仕切れない <自己分析不足タイプ>
  • 企業が求める能力・人間性の基準を満たしていない <能力不足タイプ>

毎回1〜2次面接の選考初期段階で落とされる人はこのタイプに属している場合があります。

企業により異なると思いますが、選考初期段階では役職もそこまで高くない社員が面接を担当している場合があります。

彼らは「こういう基準で学生を判断してくれ」と会社からチェック項目を言われていて、

  • 明らかに基準を満たしていないと思われる場合は落とす
  • 基準を満たすか判断に悩む。基準を満たすと判断できる場合は通す

という決定をします。

補足

基準を満たすか判断に悩む場合は通すというのは採用の世界では、「選考で判断に悩む場合は通す(別の採用担当者に判断を委ねる)。最終面接で判断に悩む場合は落とす」と言われています。

つまり、1〜2次面接の段階でバンバン選考を落とされるという事は、明らかに応募企業の求める判断基準を満たしていない可能性があります。

この原因は

  1. 企業文化と面接者の価値観不一致
  2. あなたの能力不足
  3. 能力はあるが面接で十分にアピールできていない

の3パターンがあります。

1の場合はこれはどうしようもないですね。
企業は上昇志向があってバリバリ働いてくれる人が欲しいと思っている中で、応募者が定時に帰れて、和気あいあいした雰囲気の会社に行きたいと思っていれば、お互いにニーズの不一致が発生しているので不採用になります。

2の場合は、<企業選択負けタイプ>と同じで、これまでエントリーした企業が自分の能力を超える企業ばかりだったことが問題です。
偏見・プライドを捨ててもっと企業を広く見ましょう。
世の中には優秀な学生を必要としている優良企業はたくさんあります。

3の場合は

  • 自己分析(強み分析)が甘い
  • 面接対策・準備が甘い

のどちらかが原因です。

これは自分一人では改善が難しいです。
自分の自己分析の仕方や面接対応が他の学生と比較してイケてるのかイケてないのか客観的に判断をすることができないからです。

キャリア相談は誰にするのがいいのか?

ちなみに、この時相談する相手はすでに内定を取っている友達に相談するのはおすすめしません。

本人が就活でうまくいった方法は本人のバックグランドがあるという前提条件で成功する方法で、あなた自身のバックグランドで同じようにうまくいくとは限らないからです。

他にも、学校の先輩に相談するのも本人の就活の武勇伝を話されるだけで、おそらくあなた自身に生きる就活のアドバイスをもらえることは難しいでしょう。

相談するべきは、あなたの他にもたくさんの学生の自己分析や面接対策を経験している人事経験がある先輩、人材会社へ就職した先輩、またはプロのキャリアコンサルタントです。

彼らは自己分析の仕方はもちろん、分析が甘いなら何が甘いのか、どうやって深掘るのかを説明してくれるでしょう。

もし、すでに就活エージェントを利用してキャリアコンサルタントに相談しているのにうまくいかないという人は別の就活エージェントを利用してみましょう。

就活エージェントは会社の良し悪しに加えて自分の担当になってるキャリアコンサルタントの腕前や相性がアドバイスのレベルに影響するので。

就活エージェントに申し込むなら大手の就活エージェントと小規模の就活エージェントの両方を利用してみることをオススメします。

大手は紹介可能な企業数が多いのに対し、対応する学生の数も多いのでサポートが薄くなる可能性がある。
一方、小規模の就活エージェントは紹介先は限られるかもですが、キャリアコンサルタントが親身にあなたのサポートをしてくれるでしょう。

どちらがいいかは担当のキャリアコンサルタント次第の部分があるので、どちらも利用してより良い担当がついた方を利用することをオススメします。

 

 

面接官は何を見てるのか?面接で落とされる理由を紐解く

ちなみに、僕はITベンチャー企業で4年間採用担当をやっているので、僕の経験で恐縮ですが面接で落とす学生の傾向を紹介します。

1〜2次面接で選考を落とす学生は以下3つの項目のどこかに問題があって落とします。

  • 会社との相性
  • 能力の問題
  • 人間性の問題

ちなみに、僕が働いているITベンチャー企業の場合、各項目で求める内容はこんな感じです。

会社との相性 成長思考
問題解決思考
泥臭さ
求める能力 言語化能力
論理的思考力
人間性で求めるもの 根明
素直さ
他積にしない
人にない強みを持っている
特異性、才能

これらの要素を

  • あなたが学生時代に力を入れてきたことは?
  • 自分自身の成功体験は?
  • あなたが人と違うと感じる特異・才能は?
  • 人生で一番楽しかった瞬間は?

という質問で確認していきます。

他の学生と比べられて落とされる競争負けタイプ

最終面接まで進んで選考に落とされまくるという人は少ないと思います。
もしあなたが最終面接で落とされるタイプの人なら自信を失くさず就活を続けましょう。

最終面接で落ちる場合の理由は、会社の文化と合わなかったがもっとも多い理由に感じます。

それまでの面接で能力面・人間性では問題がないことが証明されていて、最後に「この子はうちの会社の文化に合うか?」でNGが出たということです。

単に相性が合わなかったものと割り切って次の就活に切り替えるのがいいでしょう。
仮に最終面接で落ちた会社に内定していても、会社文化が合わず苦しい思いをしていたはずなので。

もし最終面接の通過率を上げられるとすれば、最終面接まで進む前に採用担当者や面接官に「御社ではどんな人を募集していますか?」「役員の方は何を見て採用可否を判断しますか?」と質問してみるのが良いでしょう。

企業の採用担当者は毎年決まった人数の新卒を採用しなければならないミッションを持っています。

最終面接まで進む学生は、採用担当者としてもなんとか内定を獲得して欲しいと思っているケースが多いわけです。

これからの就活を変える方法を採用担当者がアドバイス

ここまで就活がうまくいかない人をタイプ別に改善策を解説しました。

まとめると、

  • 自分に能力がある、自信があるのに受からない→受けてる会社が採用難易度高すぎor業界に偏見ありすぎ
  • 面接でいつも落とされる→自己分析・面接対策が甘い

といった感じでしょうか。

どちらの場合も自分一人で解決するのが困難な場合が多いのでプロのキャリアコンサルタントに相談するのが最も早い解決策だと思います。

就活エージェントに依頼すると自分の望まない会社ばかり紹介される
と偏見を持っている人もいると思いますが、これはアドバイスしてくれる対象が1社しかないからそう思えてしまうのです。

複数のエージェントに登録して、複数のアドバイスをもらえれば、担当のキャリアコンサルタントが話していることが本当にあなたのことを考えてアドバイスしていることなのか、自分のこと(営業成績)を考えて話していることなのかわかりますし、紹介してもらう企業の数も増えて自分の視野を広げることにもつながります。

今まで一人で就活していた人はまずは就活エージェントの登録から始めてみましょう。それもできれば複数の会社へ。

ちなみに、学生に限りませんが、何かを変えられる人はすぐに行動する人です。
失敗を後悔し続けても何も変わりません。
失敗を認め、何が悪かったのかを分析し、あとは改善に向かった行動あるのみ。

この記事を読んでも何も行動を変えなければおそらくあなたの人生は何も変わりません。

まずは小さな一歩から行動を変えて見るのはどうでしょうか?
この記事があなたの人生を変えるきっかけになれば幸いです。

この記事で紹介したサービスまとめ

逆オファー型サービス:キミスカ

 

大手新卒就活エージェント:就職エージェントneo

 

ベンチャー就活エージェント:キャリアチケット

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