世界一周の準備に必要なことをまとめました | 井蛙大海へ出る

夕日に沈むサンフランシスコ

世界一周へ行こうと決めてから出発するまでに準備しなければならないことをまとめました。
世界一周の準備で何をすればいいかわからないという方は参考にしてください。

パスポートの準備

パスポートをまだ持っていない人はパスポートを早めに作成しましょう。パスポートは各都道府県の役所で発行します。「(自分の地域名) パスポート」で検索すればあなたがお住まいの地域でのパスポートを発行する方法が出てくるはずです。

パスポートの発行には1週間以上(東京都の場合は6日営業日)かかります。航空券を買う時にもパスポートは必要なので、早めに準備してしまいましょう。

また、すでにパスポートを持っている人は、パスポートの有効期間を確認してください。有効期間が1年未満の場合はパスポートの更新をしておきましょう。国によってはビザ発行の条件が残存有効期間が6ヶ月以上という国もあるため、旅行中に有効期間が6ヶ月をきってしまうとビザの発行ができなくなる恐れがあります。

他にもパスポートの査証欄(スタンプを押すためのページ)が少なくなっている場合もパスポートの更新か査証欄の追加をしましょう。

訪れる国を決める

ざっくりとでいいのでどんなルートで周りどの国を訪れるのか決めましょう。
国まで決められない人は、地域(アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米)くらいまでは絞りたいですね。
訪れる国によって日本で取得するビザや受けなければならない予防接種の種類が変わります。

ルート決めの時は以下のような本を片手に妄想を広げていくと楽しめますよ!
死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

ビザ(査証)の確認

訪れる国がある程度決まったら、各国でビザ(査証)が必要かチェックします。

ビザとは自国民以外の人に対し、「あなたは私の国に入国していいですよ」ということを証明するもので、多くの国で外国旅行者に対してビザの発行を義務付けています。
たとえ航空券を買っていても、ビザを必要とする国にビザなしで訪れると空港で入国拒否をされてしまいます。

日本は世界的に非常に信頼されており、ビザなしで入国できる国がとても多いです。しかし、訪れる国によってはビザが必要になるので、自分が訪れたいと思っている国でビザが必要な国はリストアップしておきましょう。
こちらのサイトでビザの取得が必要な国のリストが紹介されています。

ビザは現地の空港や国境で取得したり、海外の領事館で取得したり取り方は様々ですが、世界一周初期の段階で訪れることが決まっている国は日本にいる間にビザを取得することをおすすめします。

※注意点
ビザ取得には領事館にパスポートを預けなくてはなりません。その間は手元にパスポートがないため航空券や海外保険の申し込みができなくなる可能性があるので、ビザ取得のタイミングは出国のパスポート、海外保険の申し込みが終わった後にしましょう。

海外保険の申し込み

僕らが普段病院で支払っているお金は実際にかかる治療費の3割です。それは自分またはご両親が保険料を毎月保険会社に支払っているからです。

海外へ行く場合その保険は適用されず、改めて海外保険に加入する必要があります。種類や保証内容にもよりますが、ざっくり1ヶ月約1万円くらいかかると考えておきましょう。

海外保険についてはこちらの記事で詳しく解説していますので保険選びの参考にしてもらえればとおもいます。

[blogcard url=”https://shun1nakamoto.com/insurance/”]

クレジットカード・国際キャッシュカードの準備

海外では日本で普段使っているキャッシュカードでは海外でお金をおろすことはできません。
国際キャッシュカードや海外でキャッシングができるクレジットカードを発行する必要があります。

また、インターネットで航空券を買うときやホテルを予約するときにはクレジットカードが必須となりますので、まだ一枚もクレジットカードをお持ちでない方は出発までに用意しましょう。
国際キャッシュカードもこのタイミングで準備することをおすすめします。

クレジットカード・国際キャシュカードについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

[blogcard url=”https://shun1nakamoto.com/creditcard_debitcard/”]

引き落とし口座の確認

クレジットカードに紐づく話ですが、海外にいる間はコンビニ振込みは当然できません。クレジットカードは銀行からの自動引き落としに設定する必要があります。
各クレジットカードの支払い方法を確認して、自動引き落としの設定が完了しているかチェックしましょう。

予防接種

海外には日本ではあまり縁のない病気が存在したり、日本にいる時よりも感染する危険性の高い病気があるため世界一周に行く前に予防接種受ける必要があります。

予防接種の種類によりますが、数日に分けて接種しなければならなかったり、同時に何本も受けられないなど制約が多く思っている以上に時間がかかります。決して1,2週間で終わるものではありません。
遅くとも2ヶ月、できるなら3ヶ月前から予防接種を受け始めましょう。

予防接種の詳しい情報はこちらの記事で詳しく解説しています。

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免許証の更新と国際免許証免の発行

海外へ行っている間に免許の更新時期がきてしまうと、その期間海外にいたことを証明する書類を役所に提出する必要があったりと面倒です。
事前に免許の更新時期を確認し、更新時期が近ずいていれば事前更新しましょう。

海外で車を運転する予定のある方は国際免許証免の申請をしましょう。
こちらは各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センター、運転免許試験場で発行が可能です。

東京都の場合は運転免許試験場(府中、鮫洲、江東)、運転免許更新センター(神田、新宿)、指定警察署(世田谷、板橋、立川)で即日発行ができます。

国際学生証の発行

学生の方は是非国際学生証を発行しましょう!世界133ヵ国で様々なサービスを学生料金で利用できます。
アメリカではブロードウェイミュージカルを学生料金(最低席料金$60→$30)で見れたり、ヨーロッパ諸国では美術館の入場料が割引されたり、移動費が安くなったりと欧米ではかなり使用できる範囲が広いです。

発行手数料も2300円で済むので、学生の方には強くおすすめします!
国際学生証は即日または1日で発行が可能です。

詳しくは公式サイトで確認してください。
http://www.univcoop.or.jp/uct/

持ち物の準備

海外へ持って行く物を準備しましょう。
持ち物リストはこちらの記事でまとめているので参考にしてください。

[blogcard url=”https://shun1nakamoto.com/items/”]

固定費の見直し(家賃・携帯代・新聞など)

世界一周の期間が長い人は今月々で発生しているお金の見直しをしましょう。具体的には家賃、携帯代、月額制アプリ、新聞など解約するかプランをミニマムに変更しましょう。
今現在一人暮らしをしている方は一度賃貸を解約して実家に戻るか、家賃の低い物件に引っ越した方がいいでしょう。

家賃7万円の物件に住んでいればそれだけで84万円が消費されてしまいます…

住民票を抜く(海外転出届けを出す)

学生はあまり関係ないかもしれませんが、社会人で1年以上の世界一周へ行かれる方は住民票を抜くことを検討しましょう。
住民票を抜くことで住民税・国民年金の支払いが免除され数十万円の節約になります。

住民税は前年の所得によって決まり、目安ですが前年年収が300~800万円の独身サラリーマンの住民税は

前年年収住民税
300万円12万
400万円18万
500万円25万
600万円31万
700万円38万
800万円46万

決して小さな額ではないですね。海外転出届けは出国日の14日前から提出が可能になります。
詳しくは改めて記事で書こうと思います。

まとめ

まとめてみると世界一周の準備までにやらなければいけないことって結構あなぁ。汗
でも旅を計画している時ってこういう面倒なことも楽しめるんですよね。
是非楽しみながら旅の準備を進めていってください!

それでは良い旅を!