あなたはすでにクレジットカードをお持ちですか?
日本にいる間は、クレジットカードを使う機会はあまり多くないかもしれません。
しかし、海外旅行をするときはクレジットカードによって非常に多くの恩恵を受けることを、僕は幾度かの海外旅行で経験してきました。
今回はそんな僕の経験も踏まえて、初めて海外旅行をしようと思っている方に向けて、
クレジットカードを持っておいたほうがいい理由について述べていきたいと思います。
海外旅行初心者の方にとって少しでも参考になってくれれば嬉しいです。
目次
クレジットカードは海外旅行者にとっての必須アイテム
大学1,2年生くらいの方や、さらに若い高校生の方であればクレジットカードを持ったことがないという人がほとんどかと思います。
しかし、海外旅行時に必要になる航空券やホテルの予約など、ほとんどのサービスがインターネット化した現在では、クレジットカードによって得られる恩恵は非常に大きいです。
せっかくの海外旅行の機会に、クレジットカードというものについて学んでみましょう。
クレジットカードのメリット
インターネットで予約ができる!
今やあらゆるサービスをインターネット上で買える時代になりました。
日本の場合、こういったサービスの決済はコンビニや銀行振込が使えますが、海外の場合はそうはいきません。
例えば、インターネット上で面白そうな現地ツアーを見つけても、クレジットカードがなければネットで予約ができません。
わざわざ、お店まで入って予約するしかなく、人気のツアーであればその時には希望の日時はすでにいっぱいになってるなんてこともありえます。
また、航空券についても、代理店を通して買うよりも実際の航空会社のホームページから直接チケットを買ったほうが、事務手数料がかからず代理店も通さないため安く買うことができます。
このように、クレジットカードを持っていることで、あなたが利用できるサービスは一気に広がります。
現代のインターネット時代の恩恵を使わない手はありません。
両替よりもお得に現地通貨が手に入る!
当然のことですが、異国の地へ行けばその国の通貨が必要になります。
初めて海外旅行をされる方は、現地通貨の入手方法についても手探りの状態かと思いますが、現地通貨を手にいれる方法は大きく分けて3つあります。
- 両替をする
- キャッシングをする
- 国際銀行の口座を作る
意外と手数料をとられている両替
まず最初に思い浮かべるのがお金の両替でしょう。
むしろ、これ以外にお金を手にいれる方法を思いつく人のほうが少ないかと思います。
日本の空港や銀行でも、外国のお金を両替して手にいれることはできます。
しかし、実はこの両替はかなり割が悪い方法なんです。
例えばアメリカドルを両替したいとすると、100円の両替に対して3円程の手数料がかかります。
たかが3円と思うかもしれませんが、10万円の両替をすれば3000円の出費です。
結構バカにならないですよね?
しかも、レートも両替所がある場所や店舗によってまちまちです。
ある程度の法則として、
空港での両替はレートが悪い
GDPのより高い国(紙幣価値の高い国)で両替を行うほうがレートが良い
この2点を覚えておくと良いでしょう。
実はレートが良いキャッシング
キャッシングとは、クレジット会社からお金を借りることです。
要は借金すること。
お金の管理とあまり縁のなかった学生であれば、借金という言葉に抵抗を感じるかもしれません。
しかし、しっかり自分の利用状況を管理できれば、かなり有効な節約術になります。
キャッシングはお金を借りていることになるので、利息が発生します。
その利息は年率18%というものがほとんどだと思いますが、要は1万円を1年間借りたら1万1800円を返すということです。
実際には、1年間借りっぱなしということはあり得なく、1ヶ月、または2ヶ月後に返済することになります。
ですので、5万円をキャッシングして、1ヶ月後に返済するれば、返済額は
5万 X 0.18 X (30÷365) = 740
5万円+740円になります。
もし、5万円を両替した場合(100円につき3円の手数料)、1500円の手数料がかかることになるので、キャッシングのほうが断然お得だということがわかると思います。
ただし注意点として、キャッシングの返済日は必ずしも1ヶ月後というわけではありません。
クレジットカードには締め日というのがあって、
5日締め25日払いの場合、
5日までに利用したキャッシング額は25日(20日分の利息)になりますが、
6日にキャッシングを利用した場合、翌月の25日払いになるので、借入期間が60日となるので、キャッシングを利用する日と、クレジットカードの締め日をしっかり把握することが重要です。
国際銀行口座を作る
すでにバイト等をしていれば、口座をお持ちの方がほとんどかと思います。
口座があれば日本のどこでもATMからお金がおろせるように、国際銀行の口座があれば、世界中の指定のATMからお金をおろすことができます。
有名どころで言えばシティーバンクという銀行が日本にも支店があるので、そこで作ることができます。
ただし、シティーバンクは先進国には店舗がありますが、発展途上国にはATMの数が少ないのが現状のようです。
途上国への旅行を考えられている方は、別の2つの手段を主に使うことになると思います。
海外保険付与の特典がついている!
クレジットカードには海外保険が付帯されているものがあります。
このことを僕が知ったのは割と最近になってからで、随分無駄な出費をしたなと今は思いますので、みなさんには是非この特典をうまく活用していただきたいです。
普通海外旅行をするときは、海外保険というものをつけます。
海外でもしも事故にあったり、病気になった場合に、現地の病院でかかった費用を負担してくれるというものです。
この海外保険をかけるために、だいたい1週間3,000円程度の保険費用がかかります。
1ヶ月の長期旅行だったりすると、12,000円くらいかかる計算になります(意外と痛い出費ですよね)。
クレジットカードの中には、この海外保険を自動的に付与してくれる種類があるんです。しかも無料で!
学生のみなさんが使うであろうクレジットカードは大抵手数料が無料ですので、この特典を使わない手はありません。
全てのクレジットカードにこの特典が付いているわけではないので、申し込む前に確認が必要ですが、三井住友VISAカードと楽天カード、エポスカードにはこの特典がついていおり、また、学生でも申し込みやすいカードかと思いますのでオススメです。
クレジットカードのデメリット、注意点
良い点を見てきたので、クレジットカードを持つ上での注意点についても学んでいきましょう。
僕の考えるクレジットカードのデメリットとは
お金の自己管理
紛失・盗難のリスク
この2つだと考えます。
お金の自己管理
クレジットカードは手元にお金がなくても、物が変えてしまうという素晴らしくも恐ろしいサービスです。
お金の自己管理ができずに、どんどんものを購入していくと、あとで返済額を見たときに驚愕する何てことも少なくありません。(僕もなんども経験しています汗)
クレジットカードを持つときは、大人の階段を一歩登るという意味も込めて、お金の自己管理をしっかりすることをしっかり念頭に置き、計画的に利用しましょう。
紛失・盗難のリスク
実は僕は一度海外でクレジットカードを紛失したのですが、紛失と盗難はクレジットカードの一番のリスクかと思います。
幸いにも僕は不正利用されることはありませんでしたが、海外ではクレジットカードの情報を抜き出して不正に利用するという悪人が実際にいます。
そういった人に仮にクレジットカードが盗まれでもしたら、気づかないうちにお金を使われることも無きにしも非ずです。
対応策として、クレジットカードを持つときは、紛失した際にクレジットカードの利用を止める方法をしっかり確認しておきましょう。
そして、人前で財布を出さない、人気のいないATMを利用しないなど、人から狙われないような行動をすることも大切です。
まとめ
以上、初めて海外旅行へ行く人、クレジットカードを作ったことがない人向けに、クレジットカードを持つことのメリットについて僕の考えを書いてみました。
お金の管理ができる人であれば、クレジットカードはデメリットよりもメリットの方がよっぽど大きいサービスですので、是非この機会にクレジットカードを作ることをおすすめします。
もちろんご利用は計画的に。
それでは、良い旅を!