- 頑張って働いても給料が上がらなくてモチベーションが下がる
- 同年代の他の会社員は自分より給料もらってるのか?
こんな疑問に答えます。
- 給料の決まり方。給料が上がらない理由
- 世の中一般の給料の上がり方
- サラリーマンが給料を増やす方法
目次
サラリーマンとして頑張っても給料が上がらない理由
一生懸命頑張って働いてるのに給料が上がってない。
半年や年に一回の給与査定の時、思ったよりも給料が上がってないと無性に腹が立ってきますよね。
しかも特に理由も説明なく。。
僕もずっと悩んでいたのでよくわかります。
そんな経験をしてから、
- サラリーマンの給料がどう決められるのか
- 世の中の企業ってどれくらい給料が上がるものなのか
を調べたのでそれを皆さんにお伝えしたいと思います。
そもそも自分の会社の給与テーブル把握してる?
あなたは自分の会社の給与テーブルを把握してますか?
ひょっとしたら給与テーブルなんてない人の方が多いかもしれませんが、、
もしあなたが会社の給与テーブルを把握していない、または、どうすれば給料が上がるのかという話を社内の誰ともしていないのであれば、上司や人事に話を聞いてみるのが良いでしょう。
あなたは給料が上がっていないと思っていても、単に自分の満足できる給与アップになっていないだけで、会社の給与テーブル的には決められた通り給料は上がっているのかもしれません。
その場合、自分の理想とする給料をもらうためにはどんなスキル・成績を出していればいいのかの条件を確認して、そこから逆算して仕事に取り組めば給料に反映されていくはずです。
もし、給与テーブルなんて存在しない、人事含め誰も給料の決められ方がわからないという会社であれば黄色信号。
中小企業にありがちですが、ルールがあるわけではなく、社長・役員の一存で給料が決まっている可能性があるからです。
このような会社は社長に気に入られるかどうかで給料の上がり下がりが決定します。
もし、あなたが社長や役員との人間関係ができているのであれば、どうやって給料が決定されるか聞いてみるといいでしょう。
社長も実は苦労して社員の給料を決定していたりするもんです。ひょっとすれば、自分がこれくらいの貢献をするからこれだけの給料をくれと言えば気持ちに答えてくれる可能性があります。
それができない関係性の場合は、給料を上げる難易度が少し高い状況にいると認識しましょう。
何にせよ、給料が上がらないという不満を持っているのであれば、会社の給料を決めるルールを知るのが第一です。
ルールを知った上で今の会社で頑張るのか、別のキャリアを考えるのか判断すればいいです。
国が推奨する給料の決め方
自分の会社のルールを知るのと同時に、国が推奨する給料の決め方も知っておきましょう。
厚生労働省が発表している「中小企業のモデル賃金」というものが存在します。
まず、基本給の決め方の代表が、年齢給、職能給、職務給というものです。
勤続年数に比例するのか、仕事の熟達度に比例するのか、任された業務の責任・難易度によるのか。
日本企業の多くは年齢給・職能給で給料を決めているケースが多いですが、これからは職務給で給料を決める会社が増えてきます。
実際、厚生労働省もそのように推奨しています。
この年齢給、職能給は勤続年数が増えれば給料が増えるという仕組みですが、日本企業の1年間での給料の上げ幅はどれくらいだと思いますか?
こちらも厚生労働省が発表していますが、給料換算で7179円です。
1年間頑張って働いて増える給料は7000円ちょっと。2回飲みにいったら終わる金額です。
これが日本企業の現実です。あなたの会社は日本企業の平均より高いでしょうか?
もし、7000円以上の給料が1年で上がっていれば、平均よりは給料が上がっているんです。
あなたの会社が職務給で給料を計算している会社であれば、勤続年数によって給料が増えることはありません。
昇格、または会社が用意している給与テーブル(昇給の条件)と適応させて給料を上げ下げします。
そのため、人並みの成果しか出していなければあなたの給料が上がることはないということです。
厳しい現実ですがこれが世の中の仕組みなんです。
サラリーマンが給料を増やすには?
ここまで給料が増えない理由を解説しました。
ここからは、どうすれば給料を増やすことができるのか?を解説していきます。
代替されない人材にならないと給料は増えない
会社側から見た給料とは、生産活動に対する労働への対価であると同時に、優秀な人材を採用し会社に留めるための人材採用力の一つの要素です。
会社員が一つの企業で一生勤め続けるという前提がない場合、給料は転職市場でのその人の価値に見合った金額になります。
例えば、あなたを雇うのに、
- 今の会社が400万円
- A社が450万円
- B社が600万円
という給料を提示すれば、人間関係や業務内容が同じであれば誰もがB社を選ぶはずです。
今の会社があなたを手放したくないと思えば、給料を600万円に近づけて、転職しないように説得するでしょう。
このように、転職市場での価値が高い人は給料が上がります。
しかし、会社があなたを手放したくないと思うためには、あなたがその会社にとってなくてはならない存在になっている必要があります。
つまり、他の人ではあなたと同じような成果や仕事はできず、あなたを他の人で代用することができない
と思われていなければ、会社はあなたの給料を上げて会社に居続けてもらおうとは思いません。
もっと安い給料で別の人が同じ仕事をやってくれるわけなので。
あなたは自分にしかできない仕事ができていると言えますか?
それとも別の人でも同じように仕事ができる仕事をしていますか?
もし誰がやっても同じような仕事をしているとすれば、給料を上げるために考えるべきは
世の中ではどういうスキル・経験が求められているのかを把握して、在職中にスキルアップする経験を積んでおくことです。
世の中で求められているスキルは転職エージェントが把握しているので一度話を聞くのがいいでしょう。
おすすめはキャリアアドバイスのレベルが高いdodaエージェント。
業界別に専門アドバイザーがいるので、今の業界で給料を上げるにはどんなスキルが必要とされているか教えてくれます。
公式サイト:https://doda.jp/
転職エージェントは転職しようと思ってからではなく、いつか転職するかも、キャリアアップしたいというタイミングから使っておくべきです。
実際登録する人のほとんどはちょっと話聞いてみようと思ってという人なので、まずは情報収集のつもりで話を聞いてみましょう。
雇われ根性になるな!いつでも転職できる状態になれ
他の人に代替されないスキルをつけることの他にもう一つ大事なことがあります。
それは、どんなに愛社精神を持っていても会社に依存したキャリアにしないことです。
これまでサラリーマンの給料は転職市場とは無縁の独自の給与テーブルによって社員の給料は決まっていました。
従業員が転職しようと考えていないために、会社は独自のルールで従業員の給料を決めることができたからです。
しかし本来は、従業員はいつでももっと良い雇用条件の会社に転職できるという状態で、従業員と会社が対等な立場で給料が決められるべきです。
この時、従業員の給料は労働市場の相場によって決まります。
あなたの市場価値が高ければ給料は上がるし、市場価値が低い(誰でもできる仕事をしていれば)給料は上がらないというわけです。
もし、あなたの給料が適正値よりも低いと感じるのであれば、それは転職市場の相場と比較しなければ証明できません。
証明するためにはいつでも転職できるという状態を作り、今転職するとすればどれくらいの年収になるのかを把握するしかありません。
だからこそ、自分の給料を守りたいと考えるのであれば転職を本格検討する前から転職エージェントに登録し、転職市場での自分の価値を見定めておく必要があります。
いつでも転職できる人こそ給料が上がる人なのです。
繰り返しですが、本格検討前の転職エージェント利用は、キャリアアドバイスに力を入れているdodaエージェントがよいですよ。
僕もここで定期的にキャリアアドバイスを受けています。
公式サイト:https://doda.jp/
複数の収入源を持つ。自分のビジネスを持つ
最後のこの項目は人によってハードルが高いと思います。
それでも、本当に自由を手にしたいのであれば何か自分の特技を生かした副業をすべきです。
副業をする時にポイントになるのは、本業の延長戦でやるということです。
0から新しい知識・スキルを学ぶのは非効率な上に本業でやっている人に勝つことができません。
あなたの知識を使った副業ができないか、から検討するのが良いでしょう。
月数千円で実施しているオンラインサロンがあったり、クラウドソーシングで受託業務を始めることができるので、まずはそういうところで知識を学びながら自分の力で稼ぐことにチャレンジするのが良いと思います。
まとめ
- 頑張るだけでは給料は上がらない
- 自分の会社の給料が上がる仕組みを調査しよう
- 代替されない人材にならない限り給料は増えない
- いつでも転職できる状態にすることが、給料を増やす近道
- 転職を本格検討する前から転職エージェントと情報交換しておく。おすすめはdodaエージェント