バリ島のデンパサール空港から市内への移動方法は基本タクシー一択です。

それをいいことに、空港にはぼったくりドライバーが群がり、バリ島旅行者は幾人もいるぼったくりタクシードライバーの群れを抜ける必要があります。
初めてバリ島へ行く人にとっては少々難易度が高いです。

この記事では、バリ島に到着したばかりの何もわからない観光客を餌食にする白タクから身を守り、適正料金で市内へ移動する手段について解説しています。
これからバリ島へ行かれる人は是非参考にしてください。

デンパサール空港から市内の移動方法はタクシーが基本

まず、デンパサール空港から市内への移動方法についてですが基本はタクシー一択です。
空港内にバス停はないので、バスは使えません。
ウーバー（Uber）を使うという方法が書かれているサイトもありますが、海外用のWi-Fiを持っていなくてネットが繋がらない状態では実用するのはまず無理でしょう。

デンパサール空港内のタクシーは使わない

入国審査を終え空港の外へ出ると、そこにはたくさんのタクシードライバー、ツアーの送迎ドライバーがいます。
歩いていると彼らから「Taxi？」と声をかけられますが、これは全部無視しましょう。

彼らは白タク、いわゆる個人タクシーで正規のタクシー業者ではありません。
彼らは現地の相場を知らない空港についたばかりの旅行者をカモにし、相場の３〜５倍の料金を請求してきます。

例えば空港からクタまで正規タクシーだと７００円〜１０００円でいけます。
白タクは３０００円を請求してきます。

バリ島で使うタクシーはブルーバードタクシー（Blue Bird Taxi）

バリ島の正規のタクシーはブルーバードタクシーというタクシー会社で、青い車体に青い鳥のマークをしたタクシーです。

「バリ島　ブルーバードタクシー」でググると車体のイメージがつくと思います。

こちらはしっかりメーターで料金を請求するしっかり管理されたタクシーなので、現地でタクシーを使うときは必ずこのブルーバードタクシーを使います。

空港から各エリアへのブルーバードタクシー料金相場

だいたい以下の料金を相場とみておけば大丈夫です。
この金額を大きく超える料金を言われたらぼったくっていると判断して間違いありません。

地球の歩き方にビジュアルにタクシー相場をまとめた図があったので拝借します。

参照：地球の歩き方

まずは駐車場を抜けるところまで目指す

デンパサール空港のやっかいなところは、空港敷地内にブルーバードタクシーがないことです。
現地ドライバー同士の縄張りの関係で、ブルーバードタクシーが空港敷地内に入れないんだとか・・・

なので、正規タクシーを捕まえるにはこの白タクの人並みを通り抜ける必要があります。

具体的にどこに行くとブルーバードタクシーを拾えるのかというと、下の地図で☆印をつけているところです。

☆印の箇所で正規メータータクシー（Blue Bird Taxi）が拾える

初めてバリへ行かれる方には地図では全く伝わらないと思いますが、とにかく免税店を抜け空港の外へ出たら白タクドライバーを無視してとにかく直進します。

入国ゲートを抜けるとドライバーの群が

声をかけてくる人はみんな白タ

奥に見える赤い門を目指す。進むと奥は立体駐車場になっている。

途中立体駐車場の中を抜けるので、本当にあっているか不安になると思いますが問題ありません。

途中立体駐車場を抜けます。

本当にここでいいのか？と思えますがとにかく奥へ進みます。

写真では車がほとんどありませんが、実際にはたくさんの車が往来していると思います。
ここまでくればあとはブルーバードタクシーを探して捕まえるだけです。

空港内の両替は市内への移動費分だけで十分

補足情報ですが、空港内でいくら両替すべきかについては空港から市内までのタクシー代だけで十分です。

空港は市内の両替所と比べて若干レートが悪いので、市内で両替をした方が得になります。
（とは言っても５万円両替して５００円差が出るくらいですが、、、）
なので、空港では３０００円分両替すれば十分でしょう。

２０１７年１０月１９日時点では空港と市内で２％の差がありました。

空港：１円＝１１６Rp
市内：１円＝１１８．５Rp

市内の両替所の情報はこちらの記事でご確認ください。

まとめ

以上、バリ島の空港から市内への移動方法でした。

今まで解説したことを最後に改めてまとめます。

• デンパサール空港内のタクシードライバーは全員白タク（個人タクシー）で割高
• バリ島の正規タクシーはブルーバードタクシー
• 空港内の両替は３０００円ほどでOK
• 空港から各主要エリアへのタクシー料金相場は以下

この記事を読んでくれた人が嫌な思いをせず空港から目的地までたどり着くことを祈ってます。

それでは、良い旅を！