リクルートエージェント電話面談の感想 (2020年8月) 質問内容・他エージェントとの違いは!?

転職エージェントの口コミランキング

  • リクルートエージェントの面談って実際どうなの?
  • ネガティブな口コミ見かけるけど大丈夫なの?

こんな疑問に答える。

この記事の結論
  • 著者の担当になったキャリアアドバイザーの能力は65点
  • 紹介される求人は他エージェントより良い85点
  • dodaエージェント、マイナビエージェントよりも紹介される求人が良い

リクルートエージェント面談の満足度は80点!紹介される求人はdoda/マイナビより良い

コロナショック後の2020年8月にリクルートエージェントを利用しキャリア面談を受けました。
見出しにもなっていますが、リクルートエージェントの面談/キャリアカウンセリングを受けてみての感想は

  1. キャリアアドバイザーのスキルはまあまあ
  2. 他のエージェントでは紹介されない求人を紹介してくれる

こんな感じです。

ちなみに、以前シゴタツで実施した転職エージェントの満足度調査では、大手転職エージェント[リクルートエージェント・dodaエージェント・マイナビエージェント]の中で最も高い満足度を得ていたのがリクルートエージェントでした。


リクルートエージェント利用者アンケート from シゴタツ

リクルートエージェントの評判を調査した結果満足度が一番高いエージェントだった!

2020年7月5日

著者以外のリクルートエージェント利用者の口コミはリクルートエージェントの評判・口コミ一覧で紹介

●キャリアカウセラーのプロフィール

まず、僕の担当になったキャリアアドバイザーは推定年齢30歳くらい(著者27歳)の男性。
物腰が柔らく優しい。ただ、話している感じでは少しビジネスマンとしてのスキルは中の下くらいかな?という印象を感じる方でした。

ただ、転職のアドバイスはさすがプロ。僕が知らなかった

  • 職務経歴書ではこういうことを書くと良いですよ
  • こういう人が転職で選考通りやすい

といった情報をくれました。

リクルートエージェントは登録者の現在の年収によって担当するキャリアドバイザーが振り分けられます。

年収300~450万円の人にはグループA、
年収450~600万円の人にはグループB、
年収600~750万円の人にはグループCのキャリアカウセラーが担当になる
といった具合です。

年収で担当を区切ることによって、その年収にありがちな悩みや転職軸を知識として蓄えるということなんでしょう。

●キャリアカウンセリングを受けた時期・方法

キャリアカウンセリングを受けたのは2020年9月のコロナ騒動の中。
面談は電話で行われました。

キャリアカウンセリング/面談で聞かれること

1時間のキャリアカウンセリングは以下のような流れで質問が続きます。

  1. 転職活動の状況(求人に応募してるか?どれくらいの転職意向か)
  2. 大学時代の話(研究内容、どういう就活してたか)
  3. 職務経歴の確認
  4. 求人の紹介

同じようにキャリアカウンセリングを受けたdodaでは初回の面談で求人紹介はなかったが、リクルートエージェントは初回の面談で求人紹介までするのが特徴でした。

面談で紹介された2種類の求人で転職の軸を絞り込み

面談では2種類の求人が紹介されます。
求人は面談者の転職軸を調べるように紹介されます。

例えば僕の場合、5年間Webマーケティング会社で企業のWebマーケティング支援事業に関わっていました。

紹介された企業は、今と同じようなコンサルティング会社と、大手事業会社の新規事業部の求人。

この2つの求人で僕が代理店・コンサル会社に行きたいと思っているのか、事業会社に行きたいと思っているのかを見定めているわけです。

もし紹介される2つの求人のうち、どちらを選べば良いかわからない場合は

「どっちのほうが自分の今後のキャリアにプラスになりますか?」

と聞いてみましょう。

「どちらもこんな経験ができて良いと思います」と、良いのか悪いのかわからない回答されるかもしれませんが、そこで引かずに転職市場のプロとしての意見が聞きたいとグイグイ質問する。
そうすると、こっちの求人の方が長いキャリア人生でプラスになると思うと本音が出てくるはずです。

僕の場合は、コンサルティング会社と事業会社の新規事業部では、どちらが長い人生を考えた時にプラスになると思うか?と質問したところ、

「どちらもいい会社だと思うが、事業会社の新規事業部の経験ができれば、今後どんな会社でも求められるキャリアになるはずだ」

と本音を語ってくれました。

ここまで話してくれるキャリアアドバイザーだと安心出来ますよね。

リクルートエージェントの強みは求人の多さ・質

「リクルートエージェントとその他のエージェントは何が違うの?」

担当キャリアアドバイザーにも質問したし、他のエージェントの面談でも同じように質問しました。
各社がそれぞれのエージェントの強み弱みを表現するのですが、それらをまとめた結果、

リクルートエージェントは
「求人数・質が最も多く、人工知能で求人マッチング率を上げる」
ことに強みを持ったエージェント

だとわかりました。

dodaエージェントもマイナビエージェントも
「求人数で言えばリクルートエージェントが一番」
と話していて、求人の数で言えば他の大手転職エージェントよりも多く求人を保有しているようです。

キャリアカウンセリングのレベルも低いなんて思わなかったですが、僕の場合キャリアアドバイザーのレベルだけで言えばdodaエージェントの方がレベルが高かったです。

ちなみに紹介される求人情報がどの程度違うのかについて具体的な社名は言えませんが、僕の場合印象として、

  • 急成長中のベンチャー
  • メガベンチャーの新規事業部署

この辺りの求人が他のエージェントより多かったです。

配属部署もルーティンワーク系の部署・業務より、新しく事業を作るような部署の求人が多く、ここも個人的に惹かれるポイントでした。

dodaエージェントでも急成長ベンチャーの求人はありましたが、どちらかと言えばルーティンワーク系の部署だったり、レガシー大企業の求人が多い印象でした。

ここは人の好みによると思います。

 

キャリアアドバイザーが信頼できるか見極めるための質問をしよう

補足ですが、キャリアカウンセリングを受けるときは担当のキャリアアドバイザーが信用に足る人物か判断するためにこちらからもガンガン質問した方がいいです。
自分の成果を追うばかりで転職を強く勧めてくるだけのキャリアアドバイザーもいるようなので。。。

こんな質問をすることをおすすめします。

  1. 転職しないという選択も含め、人生を通して自分の市場価値を上げるキャリアを作っていくには、どのキャリア選択が最も良いと考えますか?
  2. 紹介いただいた求人で、あなただったらどの求人が最もキャリアアップにつながると考えますか?

①の質問で明確な理由もなく、すぐに転職した方がいいと提案してくる人は少し警戒した方が良いかもしれないですね。

長いキャリア人生では最善の選択が転職でない場合もあるはず。
そのことを踏まえて、現職で成果を出す努力をすべきか、転職すべきかを提案してくれる人なら信用できます。

②は先ほど解説した通りです。
自分が気になる求人を伝える前に「どっちの会社の方が長いキャリア人生でキャリアアップにつながると思いますか?」と聞いてみましょう。

この質問に対し、明確な理由を持って「Aの求人の方が良いと思いますよ。なぜなら〜〜〜」と答えてくれるキャリアアドバイザーなら信頼できます。

キャリアアドバイザー自身の成績のために、転職しやすい会社を勧めてきたら警戒しましょう。

 

転職エージェントのキャリアカウンセリングは転職本格検討前から利用したほうがいい

大手転職エージェントの違いを調査するために、3つの転職エージェントを同時に登録しキャリアカウンセリングを受けたんですが、面談するたびに転職エージェントは転職を本格検討する前から利用した方がいいなと感じました。

▼リクルートエージェント以外の体験談

【dodaエージェント面談感想】満足度は85点!特徴は受容と共感の文化

2020年9月8日

理由は2つです。

  • 理由1:転職市場での自分の価値、ライバルがわかる
  • 理由2:今後どんな成果を出せば転職市場での価値が上がるかわかる

転職市場での自分の価値、ライバルがわかる

普段僕たちは職場の人としか自分のスキルを比較することはできません。
でも転職するときは、自分のライバルは必ずしも同年代の人とは限らないし、同業界の人間とも限りません。

自分が興味を持つ求人に応募する人はどういう実績を持った人なのか。
その人たちと比較して自分は評価されるキャリアを歩めているのか。

他の人と比べて自分のビジネススキルが劣っていた場合、劣っている能力を補う経験をしておかないと、いつまで経っても自分が望むポジションにつくことはできません。

毎月何十人ものビジネスマンに会い、カウンセリングをしているキャリアカウンセラーから他のビジネスマンと比較した時の自分の実績についてフィードバックをもらえるのはかなりありがたいと感じました。

今後どんな成果を出せば転職市場での価値が上がるかわかる

一回の転職だけでなく、その後の長いキャリアにおいて、今どんな経験をしておくことが未来の自分の市場価値を上げるかを知るには企業がどんな人材を求めているのかを知る必要があります。

例えば、僕が紹介されたメガベンチャーの新規事業開発の求人では、新規事業の経験年数よりも、どんな想いで事業に取り組んでいたのか、自分が主体性を持って推進していたことは何かを重要視していました。

「自分の想いを持って意思決定する人材が求められていそうだ」ということがわかれば、日頃の仕事でも

上司から言われた通りに仕事をするだけでなく、自分はこうすべきだと考えるという意見を持って仕事をすることが自分の年収を上げる

ことにつながると想像できますよね。

市場価値(=年収)を上げたければ、上司ではなく市場を見て仕事をすべきです。
そのための市場の求める人材を事前に確かめて、ゴールから逆算して日々の仕事に取り組んだ方が当たり前ですがキャリアアップの可能性は増えますよね。

まとめ

リクルートエージェントに登録してキャリアカウンセリングを受けた結果ですが、

  • キャリアアドバイザーの能力:65点
  • 紹介される求人:85点
  • dodaエージェント、マイナビエージェントよりも紹介される求人が良い

という感想です。
キャリアアドバイザーのレベル云々は関係なく、自分で求人見ながら転職活動できるという方にはおすすめです。

【公式サイト】 https://www.r-agent.com/entry/

また、繰り返しになりますが転職エージェントは転職を本格検討する前から利用しておいた方がいいです。

  • 転職しようにも、そもそも自分は他の会社でも必要とされるスキルを持っているのか?
  • 今の自分はどの程度の市場価値なのか
  • 今後どんな経験をすることが市場から評価されるのか

これを知っておくだけでもかなり安心できるんじゃないかと思います。

詳しくはこちらで解説してますので、少しでも当てはまる人は見てみてください。

今の仕事が合わないと悩んでるけど、そもそもキミは転職できるのか人材なのか!?

2020年8月1日