今まで部活と勉強だけで過ごしてきた学生生活。
海外旅行といえば家族旅行のみ。
大学生になった今いろんな事を経験したい!自分の力だけで海外旅行をしたい!
こんな風に思う大学生は多いはず。
この記事では、実際に著者が大学時代に世界一周をした経験から、今大学生のあなたにおすすめする海外旅行先を独断と偏見で紹介します。
あなたの世界を広げる助けになれば嬉しいです。
追記:新しく海外旅行費を最大3万円安くする方法をまとめた記事を作成しました。よければこちらの記事もどうぞ。
目次
大学生の海外旅行は自分の世界観・価値観が広がる旅にすべし
初めての海外旅行ならどこに行っても素晴らしい経験になると思います。
その中で、あえて大学生に海外旅行の行き先をおすすめするのが、数日間では観光できない数カ国を周遊する旅行や、日本からはちょっと遠い国へ行くことをおすすめします。
短期の観光なら社会人になってからでも行けます。
でも東南アジア諸国をバックパック背負って歩き回ったり、アフリカ大陸縦断したり、インドに2週間滞在するなんて、社会人になるとそうできるものじゃありません。
だからこそ、大学生の方には学生にしかできない海外旅行をして欲しいなと思います。
次の章では僕自身の海外旅行経験を元にいくつかおすすめの国を紹介します。
世界一周経験者がおすすめする 大学生ならではの海外旅行
僕が大学生中に行った国を中心に、大学生におすすめの国、旅行プランを紹介します。
海外旅行先を悩まれている方は参考にしてください。
※航空券代は2018年2月時点の9月分の航空券代です。宿泊費は著者経験とトリバゴの結果より。
東南アジア周遊の旅
初めて海外に行かれる方や、あまりお金をかけずに海外に行きたいならアジアがおすすめ。
さらに、あなたが大学生なら1ヶ国だけ行くんじゃなくて、1ヶ月くらいかけて東南アジアの数ヶ国を周遊する旅がおすすめです。
東南アジア諸国の移動は陸路・空路どちらも数千円で可能なので、時間さへあれば意外とお金をかけずに数カ国回れてしまいます。
プランイメージ
日本 → ベトナム(ホーチミン) → カンボジア(プノンペン→シェリムアップ) → タイ(バンコク→プーケット)→ マレーシア → シンガポール → インドネシア(バリ島) → フィリピン(セブ島)
この中から、特におすすめの数カ国を紹介します。
カンボジア(シェリムアップ)
シェリムアップにはアンコールワットの他にも、幾つか遺跡がありラピュタのモデル?と噂されるベンメリア遺跡も旅人には人気でした。
あと、ボランティアとかに興味のある人はシェリムアップからさらに奥地へ行ったところにかものはしプロジェクトというNPO法人が運営する施設があり、現地のボランティア活動についても話を聞けます。
航空券代:約3万6000円〜
宿泊費:
・安宿:500円前後
・一般ホテル:1000円前後
コメント:
他の東南アジアに比べ、日本からの航空券代が若干割高。カンボジアへ訪れる場合は、カンボジアだけでなく隣のタイを一緒に観光することをおすすめします。
シェリムアップ→バンコクの国境越えバスがあります。
タイ(バンコク、プーケット)
初めて東南アジアならタイ。
そう思うくらいタイは魅力溢れる国です。
何がいいかって見所がとにかくたくさんあるとこ。
バックパッカーの聖地と呼ばれるカオサンロードは最安300円で宿泊できる宿が並び、深夜まで欧米系バーが大音量で音楽を流している。まさにカオスな場所。
首都バンコクには他にもゴーゴーバーと呼ばれる歓楽街があり、男女関係なくカルチャーショックを受けると思います。笑
南には東南アジア屈指の綺麗なビーチもあります。
ピピ島、リペ島などまだ観光地化されていない秘境が存在して、旅慣れしている人はそっちまで行ってもいいでしょう。
パンガン島という島では満月の日にフルムーンパーティーと呼ばれる野外パーティーが開かれ、このパーティーのために世界中から100万人の観光客が小さな島に集まるんだとか。
世界中のパーティーピーポーが踊り狂う様を見れます。笑
とにかく、面白いこと尽くしなので価値観を広げたいと思っている大学生にはおすすめな国です。
航空券代:約2万1500円〜
宿泊費:
・安宿:300円前後
・一般ホテル:1000円前後
コメント:
東南アジアの中でも比較的安く行ける国です。海外旅行初心者が多く訪れる国でもあり、旅行初心者を狙った詐欺も多いです。訪れる前には必ず現地の詐欺情報をチェックしておきましょう。
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インドネシア(バリ島)
インドネシアのバリ島の一番のおすすめはサーフィン。
日本の海では普通見れないような高さの波がずっと起き続けていて、一日中サーフィンの練習ができます。
サーフィンに挑戦してみたいという方はバリ島おすすめです。
航空券代:2万8000円〜
宿泊費:
・安宿:500円前後
・一般ホテル:1500円
コメント:
物価は日本よりは安い感覚ですが、観光地化しているため移動費・食費など以外とお金がかかります。
フィリピン(セブ島)
日本から5時間で行ける近場のビーチリゾート地の一つ。
フィリピンの楽しみ方は一箇所に滞在せずに、いろんな島を巡りながら(アイランド・ホッピング)旅をすることです。
ジンベイザメと一緒に泳げる海があったり、1週間くらいの滞在なら遊ぶところに事欠かなそうです。
一人旅よりは、複数人で海外旅行する時におすすめかもしれません。
航空券代:2万1000円
宿泊費:
・安宿:500円前後
・一般ホテル:1500円前後
コメント:
フィリピンの島の多くは観光地化が進んでいて、「旅」を求めている人は物足りなさを感じるかもしれません。
その場合はメジャーなセブ島ではなく、最後の秘境と呼ばれるパラワン島や、ボラカイという島を巡ると面白いかもしれません。
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インドで自分と向き合う旅
僕が大学生だった時、なぜか無性に行きたくなったインド。
世界一周中、一番心を動かされたのもインド。
何かを強く信仰する人たちの姿。
アラブ人の商売力。
お金の価値観。
牛や人や死が混然と混ざり合った町。
いろんなことに衝撃を受けた国でした。
自分が本当にやりたいことはなんなのか
自分が生きる意味はなんなのか
的なことで悩んでいる人にはインドのカオスな街と人々の力強い姿に触れてみてはいかがでしょうか?
故スティーブ・ジョブズ氏も学生の頃インドで道士に出会うためにインドを訪れたとか。
航空券代:約3万8000円〜
宿泊費:
・安宿:200円前後
・一般ホテル:1000円前後
コメント:
インドは国土が大きく見所もばらけています。
しかも、町と町をつなぐ寝台列車は時間通りに動くことはまずなく、僕は最長48時間遅れで次の町に到着しました。汗
訪れたいところが複数ある場合はスケジュールに余裕を持っておきましょう。
中東の文化に触れる旅
日本ではテロのニュースであまりいいイメージを持たない中東ですが、実は見所の多い魅力のあるエリアなんです。
治安・情勢には十分注意が必要ですが、チャンスがあれば是非訪れて欲しい国です。
宗教観などはインド同様、心に刺さるものがあります。
トルコ(イスタンブール・カッパドキア・パムッカレ)
治安が悪化するまでは人気の旅行先だったトルコ。
世界の絶景シリーズで必ず出てくるカッパドキア、パムッカレ、ブルーモスクなど見所も多いですし、トルコ料理は世界三大料理の一つ。トルコの焼きたてのパンは今まで食べたパンで一番美味しかったです。
航空券代:約5万9000円〜
宿泊費:
・安宿:1000円前後
・一般ホテル:2000円前後
コメント:
トルコの長距離国内移動はバス。
バス網がかなりしっかり整えられていて、どの町へも数千円で移動できます。
イスラエル(テルアビブ・エルサレム)
テロのイメージが強いイスラエル。実際に行ってみると確かに銃を持った警備兵はいますが街で危険を感じることはありませんでした。むしろ治安はいいと感じるくらいです。
首都のテルアビブは中東のシリコンバレーと呼ばれる超IT先進都市。
懲役を終えた若者が軍役中に身につけたIT技術を使って次々と新しいビジネスを起業するそうです。
テルアビブにはGoogleオフィスがあり、オフィス内には起業家のためのシェアスペースがあり、不定期にイベントも開催されています。
運が良ければイベントに参加して、イスラエルの起業家たちと話をしてみてもいいでしょう。
最先端技術に興味のある学生にはおすすめです。
エルサレムはキリスト教、ユダヤ教、ユダヤ教の3つの宗教の聖地。日本では決して感じれない信仰のパワーを感じられます。
航空券代:約8万4000円〜
宿泊費:
・安宿:3000円
・一般ホテル:5000円
コメント:
イスラエルの物価は日本より高いです。1.2〜1.5倍くらいのイメージ。
イスラエルの見所は首都テルアビブ、エルサレムの他に、死海。隣のヨルダンに行けばインディージョーンズの舞台となったペトラ遺跡があります。
また、イスラエルは農業先進国でもあります。キブツと呼ばれる農村を回るボランティアもあり、ちょっとディープな旅がしたい人は調べてみてください。
アフリカ縦断の旅
海外旅行の期間が1ヶ月以上ある場合はアフリカ縦断の旅もおすすめです。
エジプトから入り、スーダン、エチオピア、ケニア、タンザニア、ザンビア、ナミビア、南アフリカと縦断していきます。
各国である程度観光するなら、一ヶ月だと若干短いです。
1.5〜2ヶ月かけられると、見所をしっかり見て回れると思います。
エジプト(ダハブ・カイロ)
エジプトのおすすめスポットはピラミッドやミイラがあるエジプト考古博物館だけではありません。
世界一周旅行者に沈没地として有名なダハブも是非訪れて欲しい場所です。世界で一番安くダイビングライセンスが取れると言われていて、アドバンスライセンスが約4万円で取得できます。
宿泊費は1泊300円!のんびりした街でここでアフリカ縦断の仲間を見つける日本人旅行者も少なくありません。
時間がある方にはおすすめ!
航空券代:約9万5000円〜
宿泊費:
・安宿:300円
・一般ホテル:800円
ケニア(ナイロビ)
アフリカに訪れたなら是非参加したいのがサファリツアー。
大草原を車で移動し、野生のライオン、チーター、シマウマの群れに近づけるのはなんとも不思議な感じ。
道のところどころには骨になった動物の死骸があり、初めて死臭を嗅いだのも貴重な経験でした。これが野生の世界なんだなと。
サファリツアー代は1泊2日のツアーで約4万円でした。
航空券代:約10万6000円
宿泊費:
・安宿:1000円
・一般ホテル:3000〜5000円
コメント:
ケニアの安宿には庭でテント泊すれば1泊500円で宿泊できるゲストハウスがあります。
節約旅行をする方は、アフリカ滞在中にテントを買って(3000円くらい)、テント泊をしても良いかもしれません。
また、ケニアの首都ナイロビはめちゃくちゃ治安が悪いです。
家から300m先のお店に行く途中で強盗に合った日本人がいた、なんて話も聞きました…
ナイロビ滞在中はくれぐれも事件に巻き込まれないように注意してください。
ナミビア(ウィントフック)
アフリカ縦断旅行者に人気な国の一つがナミビアです。
この国にはアフリカ最古の砂漠と呼ばれるナミブ砂漠があります。
サハラ砂漠と違い砂丘が永遠と続いていて、とても不思議な景色です。
ナミブ砂漠はツアーで行くとかなり割高で、世界一周者の間ではレンタカーで砂漠を巡るのが一般的です。
ナミブ砂漠で旅人に人気なのが
ソサスブレイ
先住民ヒンバ族
ムーン・ランドスケープ
です。
航空券代:約13万円
宿泊費:
・安宿:1000円
・一般ホテル:3000円
コメント:
ナミビアの首都ウィントフックでは日本人が集まるゲストハウスがあり、ここで一緒にレンタカーを借りるメンバーを見つけます。
有名なゲストハウスが以下の2つ。
カメレオンバックパッカーズホステル
カードボードボックスバックパッカーズ
アメリカ ニューヨークで世界最高峰のエンターテイメントを体験する旅
アメリカに訪れたいと思っている学生は多いんじゃないでしょうか?ロサンジェルスやサンフランシスコなど素晴らしい街がある中で、個人的にオススメなのはニューヨーク。
ブロードウェイでは毎日世界最高のミュージカル・エンターテイメントが行われていて、舞台好きな方も、舞台を見たことがない方も間違いなく楽しめる街です。
日曜日には各教会でアフリカン・アメリカンの生ゴスペルを聞くことができ、彼らの力強いソウルフルな歌声も感動間違いなしです。
航空券代:約7万3000円
宿泊費:
・安宿:約5000円
・一般ホテル:約1万円
南米一周の旅
僕はまだ南米に行けていないのですが、時間とお金に余裕あれば南米は間違いなく候補に入れるべき海外旅行先。
現地に行くにも二日がかりなので、時間のある大学生中に行っておきたいですね。
南米は絶景スポットが多くあり、可能なら幾つかの国を一気に回るのが良いと思います。
ここでは有名なスポットを紹介します。
ウユニ塩湖(ボリビア)
テレビや雑誌などで一度は写真を見たことがあるんじゃないでしょうか?
全面真っ白な世界。水面に映った空。なんとも不思議な景色です。
ウユニ塩湖が写真のように鏡張りになるのは塩湖の上に水がたまる雨季の1〜3月だけ。ちょうど大学が春休みの期間と重なるので、春休みの旅行先にぴったりです。
航空券代:
宿泊費:約16万円
・安宿:1000円
・一般ホテル:3000円
コメント:
日本ーボリビアの航空券は他の南米諸国への航空券よりもかなり割高になります。
もし、他の南米諸国を巡る時間があり、費用を抑えようと思うなら、航空券は日本ーペル、ブラジルなどで買い、陸路でボリビアへ移動するのが良いかもしれません。
マチュピチュ(ペルー)
マチュピチュもウユニ塩湖と合わせて人気なスポットの一つですよね。
日本からマチュピチュへ行く場合約30時間かかるらしいので、社会人になるとやはり簡単には行けません。南米に行くなら一緒に回りたいスポットの一つです。
テーブルマウンテン:ギアナ高地(ベネズエラ)
写真の通り、垂直に切り立った山(テーブルマウンテン)が複数あるベネゼエラのギアナ高地。
なんとも不思議な地形ですよね。
数億年前に地球上で起こったプレートテクトニクスの影響を受けず、大陸が全く移動しなかったため、数億年の姿を保ち続けているんだとか。
航空券代:約18万5000円
宿泊費:
・安宿:不明
・一般ホテル:2000円
コメント:
ベネズエラは世界一治安の悪い国と言われているそう。。。
首都のカラカスは世界一周旅行者もできれば立ち寄りたくないほど、犯罪が多い街なんだそうです。
ベネズエラに行かれる方はくれぐれも事前に治安情報を確認して旅をしてください。
イースター島(チリ)
イースター島は南米チリ領の火山島。チリ領と言っても、本土からは約3800kmも離れているので(東京ーハノイ(ベトナム)と同程度の距離)、行くにも一苦労。
首都サンディエゴから飛行機で片道5時間半、往復約5〜6万円の旅になります。
航空券代:約5〜6万円(チリ:サンディエゴから)
宿泊費:
・安宿:2000円
イースター島で唯一日本人宿(ハレ・カポネ)があるようです。
一泊約2000円で泊まれるようです。
ペリトモレノ氷河(アルゼンチン)
南米最南端にはペリトモレノ氷河という世界で3番目に大きい氷河があり、ここも南米を回る上では見ておきたい人気スポットの一つです。
氷河周辺の気温が高いため、氷河が溶けて崩落するのを見ることができるのもペリトモレノ氷河ならではのところなんだそうです。
ペリトモレノ氷河へは現地ツアーで行くようです。値段はツアー代約$60〜。国立公園入場料$28。合計$約88前後とのことです。
現地ツアー情報はこちらから。
まとめ
どうでしょう。この記事で紹介した中にあなたの気になる国はあったでしょうか?
今回紹介したのはあくまでも僕が行ったことのある国(南米を除く)から、大学生におすすめの旅行先を選びました。
きっとこの記事を読んでくれているあなたは、すでに外国の魅力に惹きつけられていると思います。
僕の場合それは
欧米文化に触れてみたい
日本と真逆の発展途上国の生活を見ておきたい
世界一のミュージカルを見たい
インドで自分探しに耽ってみたい
とかでした。
その想いを満たしてくれる国が今訪れるべき国だと思いますよ!
社会人になるとなかなか長い休みは取れません。
海外にビビらず、時間と体力のある大学生中に今しかできない旅を経験してください。
それでは、良い旅を!
海外旅行にはクレジットカードが必須です。
まだ、クレジットカードを持っていない方はこの機会に一緒に申し込んではいかがでしょう。
大学生におすすめのクレジットカードについては「大学生が海外旅行用にクレジットカードを作るならおすすめはこの2つ」で解説しています。