- コロナ禍で求人が減っている。どうやって求人探せば良いの?
この疑問に答える。
- コロナ禍で求人が伸びている職種
- 本気で転職活動している人が実施すべきアクション
目次
コロナによって求人数は1/10、未経験採用が減った!
- コロナ時代に一変する「転職」。インフルエンサーの「理想と現実のミスマッチ」情報にはご用心 2020/6/19
- 今、転職するために必要なこと。 コロナ禍で未経験の求人激減、買い手市場で選考も厳しく 2020/6/15
こちら二つの記事で2020年6月20日時点の最新の転職市場についての動向が描かれていた。
【ポイント】
- 2020年6月の求人数は2020年3月時点と比べて1/10になっている
- 未経験歓迎の求人数は約半分に
現在転職活動中の方は肌で感じていることだろうが、事実として求人数は減り、採用基準も上がり、転職者にとっては不利な環境になりつつある。
しかし、一方で
「コロナの影響を強く受けている業界としては、『飲食』『冠婚葬祭』『旅行・レジャー』などがあり、大幅に採用数を抑えています。
逆に採用を増やしているのは、『IT』『建設』『理容美容エステ』の業界です。
とあるように、コロナ禍で積極採用している業界・業種もある
では、どのような業界・業種が採用強化しているのか。
新型コロナウイルスでポジティブな影響を受けたのは、医療系・デジタル系業界/業種
新型コロナウイルスの影響についてマッキンゼーが2020年2月に発表したレポートがある。
こちらのレポートでは、最も新型コロナウイルスの影響を受けるのは海外旅行業で世界的な再稼働までに1年以上かかることが予測されている。
また、株式会社 xenodata lab.というスタートアップが運営しているXENO BRAINというサイトで、新型コロナウイルスの影響を予測したレポートを発表している。
こちらのレポートではネガティブな影響だけでなく、ポジティブな影響を受けた業界が発表されており、まとめると以下の業界は新型コロナウイルスによってポジティブな影響が出ている。
この中で、コロナ特需による影響を除き、今後人口減少が進む日本で業界が成長し続けると著者が推測するのが
- 製薬・臨床試験
- 医療用器具・医療関連サービス
- ゲーム・コンテンツ制作
- Eコマース
- システムインテグレーター
- ソフトウェア開発
- ネットメディア
この7つの業界だ。
専門職は無理でも、営業・経理・コンサルタント・CS(カスタマーサクセス)などの部署であれば、他業界からの未経験歓迎で求人を出している可能性がある。
自分一人の転職活動は限界がある。信頼できるエージェントを見つけろ
では、どうやってそのような業界の求人を探し出せば良いのか?
正直、個人で求人を探し切るのは不可能、というのが著者の考えた。
この記事を読んでいるあなたが、前章で書かれていたことがすでに知っていれば個人で求人を探し出すのは可能かもしれない。
しかし、もしあなたがこの記事を読むまで前章に書かれていたような「これから伸びる業界」などを把握していなかったとすれば、これからあなたが一人で努力してもアフターコロナにおけるキャリアを考える上で重要になる情報を探り当てることは難しいはずだ。
今のあなたに、そのような情報をキャッチアップするアンテナがないわけなので。
であれば、それらの情報をキャッチアップしているエージェントを味方にした方がいい。
彼らは求人情報の推移から業界の盛衰を理解しているし、多くの転職中の人を観察支援しているので、どのような人が採用され、どういう人が不採用になるのかもわかっている。
あなたが、これまで転職エージェントをちゃんと活用していないのであれば、まず自分にとってベストな転職エージェントを見つけるところから始めた方がいい。
自分にとってベストな転職エージェントとは?
転職エージェント選びのポイントは二つしかない。
- どういう業界・職種に強いエージェントなのか
- 担当のキャリアアドバイザーのレベルは適切か
コロナ禍で転職活動を続けている人に言えることは、まずはデジタル領域の業界・職種を見た方がよいというのが著者の意見。
その観点で見ると、20代向けでデジタル領域に強い転職エージェントはこの3つ。
広告・マスコミの転職支援に特化 マスメディアン
Webマーケティングをやってる人なら誰でも知っている宣伝会議グループが運営する転職エージェント。
広告・Web・マスコミ職種を専門に転職・就職を支援していて、4万人を超える転職支援実績を誇る広告・Web・マスコミの分野でNo.1クラスの転職・就職支援会社。
Webマーケティングに興味ある人はこのエージェントが最適。
公式サイト:https://www.massmedian.co.jp/
It・Web・ゲーム業界専門の人材紹介 Geekly
IT業界に特化した転職エージェント。
マスメディアンと比較するとIT、エンジニアが対応領域に入るので、マスメディアンより広い領域を取り扱うエージェント。
Webマーケティングに限らず、エンジニアやITコンサルタントなどに興味がある人はこちらがおすすめ。
公式サイト:https://geekly.co.jp/
ひとつ上を目指すあなたの転職アドバイザー type転職エージェント
IT・エンジニア・営業職・企画職・ものづくり(メーカー)の転職に強い転職エージェント。
上記二つよりもさらに幅広い領域の求人を取り扱っている。
業界ごとにアドバイザーが分かれているので、IT希望であればIT業界に詳しいキャリアアドバイザーが、エンジニア希望であればエンジニア業界に詳しいキャリアアドバイザーの話を聞くことができる。
公式サイト:https://type.career-agent.jp/
20代、第二新卒の転職支援に特化 第二新卒転職エージェントneo
IT、Webマーケティング業界に絞らず転職活動をしている人には、20代、第二新卒に特化した転職エージェントがおすすめ。
代表が第二新卒転職エージェントneo。
第二新卒に特化して業界で初めてエージェントを開始した最大手。
キャリアコンサルタントのレベルはピンキリなので当たり外れがあるが、優秀な人に当たれば間違いなく良いキャリアアドバイスをもらえる。
⚠️「既卒・フリーター」と書かれているが、第二新卒メインの転職エージェントです。
公式サイト:https://www.daini-agent.jp/
まとめ
コロナ渦中の20代の方は以下をチェック
- アフターコロナ でも伸びる業界を選ぶ(求人がある、今後伸びる)
- デジタル・医療がしばらくのホットな業界
- 自分一人で業界情報がキャッチアップできない人は、転職エージェントを使う